掛布雅之氏 “ミスター・タイガース”の愛称で親しまれたプロ野球・阪神タイガース元選手で野球解説者の掛布雅之氏(70)が、3日放送のMBS『よんチャンTV』(月〜金 後3:40 ※関西ローカル)に出演。同日、肺炎のため東京都内の病院で死去した読売巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さんを追悼した。
【写真】思い出の2ショット添え…大谷翔平、長嶋茂雄さん追悼 掛布氏は長嶋さんと同じ千葉県出身。1年だけ長嶋さんとプレイする期間もあったそうで、「僕の野球人生の中で最大の宝物」としみじみと振り返った。その後、番組では長嶋さんの野球人生を掛布氏の半生と重ねて紹介した。
子どもの頃、長嶋さんに憧れる野球好きの少年だったという掛布氏は、同時に剣道も好きだったと言う。父親から剣道の防具か野球の道具を買うのか選択を迫られ、野球のグラブを選んだのが、野球人生の始まり。「長嶋さんがいなければ、僕は剣道をやってたと思う」と回想した。
また、巨人監督時代の長嶋さんは掛布氏の結婚披露宴に出席。掛布氏は、そのスピーチを振り返り「『掛布くんに数多くのホームランを巨人戦で打たれた。あの悔しい思いはしたくない。ただ、同じ千葉の郷土が生んだ後輩。誰にも負けない拍手を心の中で贈っている掛布ファンの一人だと思ってほしいと』言われ、涙が出ました」と長嶋さんへの感謝とともに追悼の意を示した。
長嶋さんは、千葉県出身。1958年に読売ジャイアンツに入団。通算成績は、安打2471・本塁打444・打点1522・打率.305。1974年に現役引退試合を行い、「我が巨人軍は永久に不滅です」という球史に残る名言を残した。翌年より読売ジャイアンツの監督に就任し、チームを2度日本一に導く。“ミスター”の愛称で親しまれ、ジャイアンツファンだけでなく多くのファンから親しまれた。2001年に同チームの終身名誉監督となった。
■長嶋茂雄さん 関連シングル作品のオリコン記録
▼ZYYG,REV,ZARD&WANDS「果てしない夢を」(1993年6月9日発売)
オリコン週間シングルランキング最高2位、累積売上72.6万枚
feat.で長嶋茂雄さんが収録に参加。
▼長嶋茂雄『さよならミスター・ジャイアンツ』(1974年11月15日発売)
最高48位、累積売上3.9万枚
引退の挨拶や、インタビュー、実況などで構成された作品。
「オリコン週間シングルランキング」は「1968年1月4日付」よりスタート
クレジット:オリコン調べ(2025年6月2日付現在)