6月5日に発売された「Nintendo Switch 2」。抽選に当たった人たちは商品が届いている様子で、SNSなどにも喜びの声が上がっている。ITmedia NEWS編集部でもなんとか確保したので、さっそく開封する。
取り出した本体の電源を入れると、利用規約への同意を求める画面に続き、さっそく「インターネット設定」となるので、Wi-Fiに接続する。この後の設定ではニンテンドーアカウントの認証なども行うため、キャンセルなどはせず、素直に画面の指示に従うほうがスムーズに進むようだ。
ただ素直に従っていると、この後ドックにケーブル類をつないでテレビに画面を映す手順もあるので、最初に用意しておいたほうが良さそうだ。
ニンテンドーアカウントの設定は、Switch 2の画面に表示されたQRコードをスマホなどで読み込み、任天堂のWebサイトにアクセスして認証する手順。スマホを持たない小さな子どもだけでは無理なので、親御さんは一緒に作業してあげてほしい。
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●データの移行
次はこれまで使っていた「Nintendo Switch」から「まるごと転送」という機能を使ってゲームデータやアカウント情報を転送する。Switchを近くに置き、両方をACアダプターに接続すれば準備完了。microSD Expressメモリーカードがある場合は事前に差し込んでおく。
Nintendo Switchはしばらく使っていなかったので、ファームウェアの更新作業が必要だったが、それも含めて画面の案内に従えば問題なかった。よくできている。
なお、まるごと転送を行う際は、このSwitchを使っている人のニンテンドーアカウントや保護者のアカウントにメールなどで通知が届く。
また同じSwitch 2本体を使っているユーザーアカウントのデータも送信される。この時、ニンテンドーアカウントを連携しているユーザーはSwitchとSwitch 2の両方に出てくるが、連携していないユーザーはSwitch2に移動し、Switchからはいなくなってしまう点には注意が必要だ。
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またゲームにもコピーされて両方の本体に残るものと、Nintendo Switch2に移動してSwitchからは消えるものがあるという。筆者の環境では「ポケットモンスター Let's Go!ピカチュウ」などがSwitchから移動されることに。Let's Go!ピカチュウ限定モデルなのに……。
といっても、ゲームのデータが本当にSwitch上から削除されたわけではなかった。後で調べたところ、移動したのは「バーチャルカード」で、Switchの画面上にもゲームのアイコンは残っていた。そしてアイコンからゲームを選択し、バーチャルカードをSwitch側に差す操作を行えば再びSwitch上で遊べた。
まるごとコピーに掛かる時間は、ユーザーによって異なる。今回はライトな使い方をしていたSwitchからの移行だったので十数分で済んだが、Xなどを見ると「時間が掛かりすぎるので外出する」といった声も上がっていた。ヘビーユーザーは時間が掛かることも覚悟するべきかもしれない。
発売初日ということで、設定やデータ移行の手順を紹介してみたが、ガイダンスが優秀で全く戸惑うことはなかった。ただし、スマホを使うアカウント認証が要所で発生する点は認識しておきたい。ちなみにデータ移行時の他、同梱版「マリオカートワールド」のダウンロードでも必要だった。
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