琵琶湖を一望できるびわ湖テラスや琵琶湖大橋といった人気の観光スポットを有するなど、豊かな自然環境が魅力的な滋賀県。古くから交通の要衝として栄えた歴史があるため、彦根城や比叡山延暦寺、安土城跡のような歴史的建造物・史跡が点在しているのも特徴です。
今回は、「滋賀県・地元民が『本当に住みやすい』と思う市町は?」というテーマについて考えてみましょう。まずは、3つの市をピックアップして紹介します。
「大津市」は滋賀県南西部の湖南地域に属する街。琵琶湖と京都市に挟まれるように位置しており、都市と自然の良さの両方を兼ね備えている点が特徴です。JR東海道山陽本線快速を利用すれば、大津駅から京都駅まで約9分でアクセスできます。
7世紀には短期間ながら都が置かれた歴史がある大津市には、延暦寺をはじめ、日吉大社、園城寺(三井寺)、近江神宮など数多くの文化財や史跡が現存しています。
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「草津市」も同じく滋賀県南西部の湖南地域に属する街。総面積67.82平方キロメートルの比較的小さな街ですが、県庁所在地の大津市に隣接するなど利便性も高く、県内の市町のうち2番目に多い人口約14万人が暮らしています(2025年5月時点)。
東側にはJR草津駅とJR南草津駅を中心とした市街地、西側には琵琶湖というように、都市と自然が調和している点が草津市の魅力です。市内には国道1号や京滋バイパス、名神高速道路、新名神高速道路も通るなど、交通アクセスに便利な環境が整っています。
「守山市」は草津市の北に隣接する街。琵琶湖に面しており、豊かな自然環境に恵まれた田園風景が広がっています。市内唯一の駅である守山駅にはJR琵琶湖線が乗り入れており、京都駅まで約30分、大阪駅まで約1時間前後でアクセス可能です。
自治体が実施した市民アンケートによると、治安の良さや医療環境の充実、豊かな水辺環境が高く評価されています。街の中心にある「ほたるの森資料館」では、毎年ホタルの飛翔を観賞できるなど、のどかな生活環境が魅力的なエリアです。
ここまで、滋賀県の市町の中から3つの市を紹介しました。このほかにも、忍者で有名な甲賀市や競走馬のトレーニングセンターがある栗東市など、県内にはさまざまな市町があります。その中で地元民が「本当に住みやすい」と思うのはどこでしょうか?
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