中央自動車道で逆走し逃げた疑い　容疑で会社員逮捕　岐阜・土岐

　岐阜県土岐市の中央自動車道で逆走車を避けようとトラックがガードレールなどに接触した事故で、岐阜県警は1日、逆走車を運転していた長野県飯島町の会社員、下平文容疑者（39）を道路交通法違反（事故不申告など）容疑で逮捕した。下平容疑者は現場から走り去り、県警が行方を追っていた。容疑を否認しているという。

　逮捕容疑は6月22日午前2時半ごろ、土岐市泉町久尻の中央道上り線で逆走し、衝突を避けようとした大型トラックをガードレールに衝突させる事故を起こし、そのまま走り去ったとしている。トラックの男性運転手（51）にけがはなかった。

　事故現場の土岐ジャンクション―多治見インターチェンジ間は当時工事中で、片側2車線の上り車線のうち1車線を下り車線として使用していた。【稲垣洋介】