ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、富山県在住の50代を対象に「子どもを入学させたい富山県の公立高校はどこ?」というテーマでアンケートを実施しました。
2025年7月時点で、約40校の公立高校が設置されている富山県。2024年度の入学生から通学区域の制限が無くなり県下一円となったことで、選択肢が大きく広がりました。工業や商業、農業といった専門的な教育が行われている学科のほかにも、普通科の中に音楽コースや体育コースが設置されている高校もあり、興味関心や選択を希望する進路によって高校選びができます。
そんな富山県にある公立高校の中で、地元在住の50代から「子どもを入学させたい高校」として支持を集めたのはどの高校だったのでしょうか。さっそく見ていきましょう!
第2位は、富山市にある「富山中部高校」で、得票率は18.5%でした。1920年に創立された「富山県立神通中学校」を前身とする高校です。2011年には、普通科に加えて理数科学科・人文科学科(探究科学科)が新設され、2014年には「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」に指定されました。
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探究科学科では、地域や日本、世界でリーダーとして活躍できる、総合的な人間力を備えた人材の育成を目指しており、ゼミ形式による専門分野の探究活動や、大学との連携、科学オリンピックへの参加など、外部とのつながりも大切にした教育活動が行われています。
第1位は、富山市にある「富山高校」で、得票率は20.8%でした。1885年に発足した富山県中学校を起源として、2025年には創立140周年を迎えた、歴史と伝統ある高校です。教育の先進性が特色で、全国初となる理数科の設置や、富山県初の「スーパーサイエンスハイスクール(SSH)」指定、アメリカ研修の実施など、ユニークな取り組みを進めてきました。
2025年時点では、普通科のほかに探究科学科(理数科学科・人文社会科学科)を設置。きめ細やかな進路指導が実施されており、富山大学や金沢大学といった国公立大学のほか、難関私立大学にも多数の合格者を出しています。
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