裁判員「難しい」「葛藤した」=判決後に会見―新宿タワマン女性刺殺

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2025年07月14日 19:31  時事通信社

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時事通信社

東京地裁=東京都千代田区(AFP時事)
 「難しい事件だった」「葛藤した」。東京・新宿のタワーマンションで住人女性=当時(25)=が刺殺された事件の公判で、裁判員を務めた男性3人が14日の判決後に記者会見した。

 判決は、和久井学被告(52)に対する被害女性の言動が「原因の一端になった」と指摘した。

 当初、被告に同情の余地があると思ったという会社員の50代男性は「証人尋問や被告人質問を経るに従い、被告と女性の『落ち度の度合いの針』が自分の中で左右に揺れ、葛藤があった」と振り返った。会社経営の30代男性も「落ち度の判断が非常に難しかった」と語った。

 和久井被告は女性のライブ配信での発言を聞いて居場所を特定し、殺害に及んだ。別の50代男性会社員は「自分の個人情報を世に分かる形にしてはならないと思う。似たような事件がまた起きるのではないか」と危惧した。 

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