父「お前飯って言ったら早く来いって」→20年後は……「泣いた」「ほんとこれ」 帰省のたび“変化する父”の再現に涙腺崩壊

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2025年07月14日 22:00  ねとらぼ

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シャキッとしていた父。20年後は……

 実家の父が帰省のたびに年を重ねて変化する様子を再現した動画がTikTokで話題です。投稿は「切ない」「涙出てきた」と共感を集め、記事執筆時点で400万回以上再生されたほか、12万7000件を超えるいいねを集めています。


【画像】20年後の父


 話題になっているのはお笑い芸人の「アトム」(@atomuatomuatomu)さんが投稿した動画です。実家の父が20年前、10年前、現在と変わっていく姿が胸を打つ内容になっています。まずは学生時代によく見ていた父の姿を見てみましょう。


 学生時代のころに見ていた父はいきなり息子の部屋のドアを開け、「お前飯って呼んだら早く来いってお前」と強い口調で言いながら呼びに来ています。「わかったわかった」と面倒くさそうに返事する息子に「母さん飯作ってるし」「ばあさん待ってんだぞ」「せっかく作ってるんだから」「皿も洗えねえべや」とまくし立てながら急かします。学生のころ、両親とよくしたやりとりを懐かしく思い出す人もいるのではないでしょうか。


 それから10年後、少し背中を丸めた父親がまたもやドアを開けて息子の部屋に入ってきます。東京にいつ帰るのか確認した後、「今日みんなで車で焼肉でも食べいっか?」と優しく問いかけます。帰省した息子を喜ばせようとする父の姿にグッときますね。


 さらに近所のおばあさんが息子の帰省に合わせてお漬物を持ってきたことも教えてくれ、「礼言えよ?」とお礼を促します。息子がいくつになっても親にとっては子どもなんですよね。


 そして学生時代から20年たったころ、それまでかぶっていた西武ライオンズのキャップから読売ジャイアンツのキャップに変わった父は、ランニング姿でゆっくりドアを開けています。その姿はさらに背中が丸くなり、すっかり小さくなっていました。


 壁に手をつき体を支えながらゆっくりと部屋のドアを開けた父親に「親父、焼肉みんなで行く?」と問いかけると、少し耳が遠くなったのか父親は「エッ?!」と聞き返しています。その声は少しかすれ気味で声量も小さくなっているのが分かります。


 そして10年前にも息子のために漬物を持ってきてくれた近所のおばあさんがくれた漬物を食べてお腹がいっぱいだと焼肉に行くのを断っていました。年を重ねての焼肉は少し重いと感じたのかもしれません。


 最後に「もう寝るぞ」と寝ようとする父ですが、時間はなんと夜7時半。息子は「今7時半に寝てるんだ」と少し驚いたようでした。


 息子が学生時代の父はまだまだ若く元気な姿でしたが、20年後には小さくなって動きもゆっくりになっています。この姿を見ると、実家の両親に会いに行きたくなってしまいますね。


 年を重ねた父の姿にコメント欄では「親が歳をとるの寂しくてきつい……」「えなんか上手すぎて普通に切ない。一周して元気な親父でてきたら泣いた」「これを見る全ての人ができるうちに親孝行してほしいと思いました」「声の変化で泣いた」「切ない……これがリアルです」「えーん……両親長生きして欲しい」「10年後の単語がスッと出てこなくなる感じがリアルで苦しくなった。 なんでこんなにうまいんだよ」「ほんとにこれ……昔してもらってたことをこちらがするようになるんだよね……。本当に切ない。病気とかある日突然発症するから、みんな早めに親孝行しようね」と胸がいっぱいになったという声が続出しました。


 アトムさんはTikTok以外に、X(@0210atomu)やInstagram(@0210atomu)で日常を発信中。また、YouTubeチャンネル「あとむ・バイダンのラフレ」ではお笑い芸人「鈴木バイダン」さんとラジオ番組を公開中です。


※動画提供:お笑い芸人の「アトム」(@atomuatomuatomu)さん



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