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東京都小金井市のスポーツクラブ「メガロス武蔵小金井」のプールで28日、学童保育の体験教室中に溺れて救急搬送された同市内の小学1年の男子児童(6)が死亡したことが警視庁小金井署への取材で判明した。警視庁は業務上過失致死の疑いもあるとみて、現場にいたスポーツクラブの従業員や学童の関係者から事情を聴く。
警視庁によると、男児は28日午前10時半ごろプールに入って数分後に溺れ、意識不明の重体で病院に搬送されたが、同日午後10時過ぎに死亡が確認された。
男児の身長は約113センチで、溺れているのが見つかった場所の水深は約120センチだった。プール内には一部に足が着くように高さ約40センチの調整台が置かれていたが、溺れた場所にはなかった。
体験教室には約20人の小学生が参加した。プール内にはスポーツクラブの従業員が1人おり、プールサイドには学童のアルバイトの引率者が1人いた。他に学童の職員2人もプールを訪れていた。
スポーツクラブ「メガロス」(全44店舗)を運営する野村不動産ホールディングス(HD)は事故を受け、子ども向けの水泳教室を当面休止するとした。水泳教室の指導員らは社内研修を受けるなどしているが、今回のような事故は初めてという。【朝比奈由佳、高橋昌紀】
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