限定公開( 3 )
使われなくなった巨大生簀(いけす)をビオトープとして再生させる動画とそこに生体を導入する動画が、それぞれYouTubeに投稿されました。2本の動画の再生数は記事執筆時点で合計100万回を突破しています。
動画が投稿されたのは、YouTubeチャンネル「500万で買った家」。名前の通り500万円で購入した“セカンドハウスでの暮らし”をSNSで公開しており、以前にはドロドロに濁ってしまったビオトープの水を久しぶりに入れ替える様子が話題となりました(関連記事)。
手作りビオトープは、敷地内にあった生簀(いけす)がベース。今回の動画では、2年ほどかけて作った大きいもの、「砂ゾーン」と呼んでいる細長いものに続く、第3のビオトープを作ります。
まずは、第3ビオトープとなる巨大生簀(いけす)に開通したばかりの山の水を注入。蛇口から水を出しつつ、底部に発生している藻をデッキブラシで除去し、砂と砂利を追加しました。その量は合計で60キログラム!
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山水を1時間ほど流したままにして砂と砂利を洗浄。カメラで撮影できるほどに水の濁りがなくなりました。この巨大生簀(いけす)の壁面には穴があり、たまった水は少しずつ隣の砂ゾーンへ流入。パイプを通ってメインの大きなビオトープにも流れる構造となっています。
後日、投稿者さんは川で釣りをする様子を公開。砂利の下に隠れていた生き物をエサにしてアマゴを釣り上げました。このアマゴは先の動画で作った第3ビオトープへ導入します。
川の水が入ったケースごとアマゴをビオトープに入れてしばし観察。フタを開けると、アマゴはのびのびと泳ぎ始めました。透き通った水の中をのびのびと泳ぐアマゴの姿は息をのむような美しさです。この場所が、あの干からびてゴミがたまった生簀だったとは思えない……見違える水景を生み出しました。天才的ですね。
今後はこのビオトープ内の岩の配置を変えて、水流ポンプおよび指定した時間にエサを放つ機械を導入。川の流れを再現し、アマゴがエサを食べやすい環境を目指すとしています。
なお、2本目の動画冒頭で説明している通り、河川・湖沼で釣りをするには釣具店やコンビニ、現地の自動販売機で買える入漁券(遊漁券)が必要です。入漁券なしでの釣りは罰金の対象となる可能性があるので注意しましょう。
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各動画のコメント欄には、「『使われなくなった生贄を再生する』かと思ってどんなやばい動画かと思ってたらめちゃくちゃいい動画だった」「都会で働く自分には最高すぎるほどの心の栄養動画」「ゆっくり時間が過ぎていく生活ってほんとにすてきだなぁって思う」などの感想が寄せられています。
投稿者さんはYouTubeチャンネルの他、Instagram(@inaka_gurashi_kaga)も運営中。ビオトープ作りの様子や、家を買って良かったことなどを伝えています。
動画提供:YouTubeチャンネル「500万で買った家」
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