庭に大量に生えている臭いドクダミを必死にかき集めて活用した“まさかのアイデア”がYouTubeで紹介されました。動画は記事執筆時点で6万4000回以上再生されています。
動画を投稿したのは、たき火やロケットストーブなどについてYouTubeチャンネル(@hanakoko)で発信している「ハナココ」さん。以前には、家の周りの落ち葉を燃料として豚骨ラーメンを作った結果が話題になりました。
今回は庭に生えるドクダミでお香を作っていくようです。ドクダミは除草時に臭くなることで知られ嫌われることも多いですが、「お香にするといいかもしれない」ということで乾燥させてみます。
臭さに耐えつつ採取したドクダミを2カ月かけてパリッパリに乾燥させると、3分の1ほどの量になりました。ここまで乾燥させてもにおいはしっかりありますが、茶葉のような爽やかな香りになったそうです。
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ドクダミを粉末状にするため、まずは手もみで砕いていきます。次に、ダイソーの手動ミキサーでより細かく粉砕。ふるいにかけてみると粉末状になったものが取れました。
これをさらに電動ドライバーで回す手動ミンチミキサーに入れて細くします。これでお香の完成です。
なお、まだ残っている細切れの枝もミンチミキサーに入れてみましたが、枝が詰まってしまうためこれ以上の加工は断念しました。
完成したドクダミのお香はサラサラのパウダー状。これを香炉でたいてみます。香炉にはセリアで購入した木の箱を用い、同じくセリアの木の板でフタを作りました。
箱に香炉灰を敷き詰めたら表面を平らにならし、細い竹で作ったスプーンに乗せたドクダミのお香を灰の上に線状に置きます。そして、その線の端に着火すると順に燃焼。煙が立ち、香りも出てきました。和の雰囲気でとても美しいですね。
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お香は約40分燃焼。煙は“けむたい”感じではなく、自然でやさしい癒やしの香りだったそうです。
そのままだと臭いドクダミを乾燥させてお香にしたことに、コメント欄では「ドクダミもこんな使い方があったんですね」「優雅な遊びですね」「ドクダミのにおい結構好き」「ドクダミ茶はよく作りますが、お香ができるなんてすてき」「あ〜そうか! その手がありましたね!」「これはやってみたいです!」といった声が寄せられています。
ハナココさんは、YouTubeチャンネル「ハナココ」の他にInstagram(@borokutemojimuni)やX(@hanakoko22)でも情報を発信中です。
動画提供:YouTubeチャンネル「ハナココ」
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