
連日の猛暑によって、身近なもののトラブルが相次いでいます。スマホ熱中症や室外機の対処について詳しく見ていきます。
【写真を見る】「PASMOが反応しない」バッテリーが膨張したスマホ
“スマホ熱中症” 保冷剤で冷やすのはOK?NG?山形純菜キャスター:
連日の猛暑によりトラブルが相次いでいます。
まずは、暑さがスマホのバッテリーなどに影響を及ぼす“スマホ熱中症”、どう対処すればいいのでしょうか。「スマホ修理王」新宿店の成田将都店長に伺いました。
【暑さで不具合が生じたら…】
▼スマートフォンのカバーを外して熱を逃がす
▼エアコンが効いた涼しい場所に持っていく
▼扇風機の風などで「じっくり冷やす」
▼冷蔵庫に入れたり、保冷剤で急激に冷やすのはNG
【スマホ熱中症対策】
▼特に屋外では充電中の使用を控える(バッテリーに負担がかかるため)
▼長時間使い続けない(10分〜15分おきに休憩)
▼手帳型のケースは要注意(熱がこもりやすいため)
山形キャスター:
続いて、夏の時期の車内で注意したいものもあります。
|
|
【灼熱の車内で注意したいもの】IDOMによると
▼ETCカード
・“挿しっぱなし”だと高温でカードが変形、ICチップが故障のおそれ
→使わないときにはなるべく抜く
▼水の入ったペットボトル、吸盤、めがねなど
・透明なものは太陽光を一点に集めるため“収れん火災”の原因に
→特に日が強く当たる場所では置きっぱなしにしない
山形キャスター:
そして今急増しているのが、「エアコンの室外機」の盗難です。
警視庁によると、2024年の盗難件数は2020年に比べて約13倍の3397件に増えているということです。
ドランクドラゴンの鈴木拓さんも自身のYouTubeで被害を公表しています。
ドランクドラゴン 鈴木拓さん (鈴木拓公式チャンネル「タクゲー!!!」より)
「見てください。ここね、これ切られて、この後持っていかれるというような状況に。こちらの銅線見えますかね。もうこれはガス抜けちゃってると思うんですけど」
近所の住人が犯行を目撃。室外機は盗まれなかったものの、銅線を切られる被害に遭いました。
|
|
ドランクドラゴン 鈴木拓さん
「そいつ(犯人)はここら辺に落ちてた工具を拾って走って、ここを飛び越えて逃げていった」
山形キャスター:
鈴木さんによると、被害にあった現場近くでは、相次いで室外機が盗まれているということです。
井上貴博キャスター:
銅線を転売するのではなく、室外機そのものを持っていって売るということですね。
山形キャスター:
なぜ今、室外機の盗難が急増しているのでしょうか。防犯アドバイザーの京師美佳さんによると、「猛暑の影響で、室外機の故障も増加。繁忙期でもいち早く入手できるため需要がある」ということです。
盗まれた室外機は個人売買がメインで、物によりますが、1台1万円〜5万円程度で売買されるそうです。
対策としては▼室外機自体を固定する、▼センサーライトや防犯カメラを設置することなどで、すぐにできることとしては、▼家の周辺を綺麗にしておくことだといいます。「この家は防犯意識が高いんだな」というアピールになり、効果的だということで、皆さん実践してみてください。
|
|