おととし、時速160キロの車に追突され、バイクに乗った男性が死亡した事故で、今週、遺族のもとに男性のバイクが戻ってきました。
【写真を見る】夫の遺品バイクが「グシャグシャな状態」で妻のもとへ 時速160キロの車に追突され夫死亡 妻「言葉にならない」被告の厳罰訴え
「先日、引き取ってきたバイクです。（当時は）もっとグシャグシャな状態だったんですよね。言葉にならないくらいショックでした」
こう話すのは、事故で夫を亡くした佐々木多恵子さんです。
おととし2月、夫の一匡さん（当時63）が宇都宮市の国道で時速160キロで走る乗用車に追突され、死亡しました。
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車を運転していた石田颯汰被告（22）は当初、過失運転致死の罪で起訴されましたが、去年10月、危険運転致死の罪に訴因変更されました。
事故で夫を亡くした 佐々木多恵子さん
「こういう形で返ってきても、カズさん（一匡さん）のものなので、私としては大事なもの」
石田被告は保釈中に無免許でバイクを運転した罪で先月、追起訴されています。
事故で夫を亡くした 佐々木多恵子さん
「まさか無免許（運転）までするとは思いませんでした。今まで一度も謝罪とか受けたことがない。もう長く（刑務所に）入ってほしい」
今後、危険運転致死の罪で裁判員裁判が行われます。
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