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研究水準や教育内容の多様化が進む現代、国立大学のなかでも存在感を放つ大学が増えています。東京大学や京都大学がその象徴的な存在である一方で、専門性や就職実績などを背景に、確かなブランドを築いている国立大学も少なくありません。
そこで、ねとらぼでは、アンケートサイト「ボイスノート」の協力のもと、北海道・東北地方在住の男女を対象に「東大・京大以外でブランド力が高いと思う国立大学」というテーマでアンケート調査を実施しました。
北海道・東北在住者から支持を集めたのは、どの国立大学だったのでしょうか。さっそくランキングを見ていきましょう!
なお、アンケート対象の大学は、文部科学省のサイトを参考にリストアップしています。
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第2位は、得票率12.7%の「北海道大学」でした。
北海道札幌市北区に本部を置く北海道大学は、1876年に開学された「札幌農学校」を前身とし、1918年に「北海道帝国大学」として設置された国立大学。「フロンティア精神」「国際性の涵養」「全人教育」「実学の重視」を基本理念に、豊かな人間性と高い知性、広い教養を身につけた、国際的に活躍できる人材の育成を目的としています。
北海道大学は、日本を代表する7つの帝国大学のひとつ「北海道帝国大学」として誕生しました。12学部・21大学院を誇り、2010年度に鈴木章名誉教授がノーベル化学賞を受賞した触媒化学をはじめ、世界トップレベルの研究を推進。また、SDGsに対する各大学の社会貢献度を可視化する「THEインパクトランキング2025」において、世界2318大学中、世界同率44位にランクインし、6年連続国内1位に輝いています。
第1位は、得票率17.3%の「東北大学」でした。
宮城県仙台市青葉区に本部を置く東北大学は、1907年に「東北帝国大学」として創立された国立大学。「豊かな教養と人間性、あらゆる事象に対して科学する心を持ち、知的探究を行える行動力のある人材」「国際的な視点から多様な分野で専門性を発揮し、指導的・中核的役割を果たす人材」の育成を目指しています。
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10学部・15大学院研究科に加え、3つの専門職大学院、6つの附置研究所と国内最大規模の国立大学病院、教育研究に携わる数々のセンターや機構など、充実した環境を有する東北大学。2024年に多くの有力大学が申請を行うなか、最初に「国際卓越研究大学」に認定されました。世界トップレベルの研究拠点として、「材料科学」「スピントロニクス」「未来型医療」「災害科学」の4つの分野に強みを持ち、最先端の研究を行っています。
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