「早く空港に行きたくなる」羽田空港に新フードコートがオープン、高級すし店「銀座おのでら」の海鮮丼が1580円【Nスタ解説】

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2025年09月10日 20:58  TBS NEWS DIG

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TBS NEWS DIG

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あの名店の海鮮丼が1580円。羽田空港・第1ターミナルのフードコートが、32年ぶりにリニューアルされ、きょうオープンしました。

【写真で見る】リュックを背負ったままでも座れる! 新フードコートのゆったり椅子

どれくらい快適? 出水キャスターがオープン初日を取材

サクサクな衣のジューシーなとんかつに、旬な海鮮も日替わりで堪能できるのは空の玄関口・羽田空港です。

その第1ターミナル地下1階に、新たな観光スポット『Sora chika』がオープンしました。

出水麻衣キャスター
「駅直結。京急線から目と鼻の先ですね」

敷地面積は約1000平方メートル。広々とした空間で、カウンター席などには電源コンセントを設置してあります。

さらには…

出水キャスター
「大きな荷物を持っていても、快適に座ることができるんです」

背もたれ部分に荷物を置けるように、椅子の奥行きは広めに設定するという嬉しい工夫もありました。

20代
「キャリーとかが置きやすいなと思った。動きやすいし、そこも良いなって思います」

60代
「結構スペースがゆったりできて、明るい感じで、ゆっくりできるんじゃないですかね」

そして、出店している店舗も名店揃いです。和・洋・中に、スイーツからバーまで、合わせて11店舗が並んでいます。

なかには予約の取れない名店・東京割烹『くろぎ』のオーナーシェフがプロデュースした、とんかつの専門店『廚 くろぎ じゅんちゃん』もありました。

おすすめは、赤身と脂の旨みが調和した「東京とんかつ羽田スペシャル ロースカツ定食(ミニカレー付)」2880円です。

そして…

出水キャスター
「すしの有名店『おのでら』も、丼屋さんとして初出店しています」

『銀座おのでら』といえば、東京・豊洲市場のマグロの初競りで、5年連続で一番マグロを競り落としていることで有名な高級すし店です。

その味が、ここ『Sora chika』では丼で気軽に楽しめます。「江戸前気まぐれ丼」の値段は1580円と、お手頃価格です(※9月12日までネタ1.5倍に増量)。

50代
「空港で、海鮮で、おのでらさん…。全部合わせると(この値段は)安いんじゃないですか」

日本空港ビルデング 古藤大毅 課長代理
「老若男女お客様が時間帯を問わず、様々な方が利用いただけるように工夫いたしました。わざわざ羽田空港に遊びに来るお客様も一定数おりますので、そういった方々も楽しめるように考えております」

3年かけたリニューアル 話題の飲食空間と名店グルメ

出水麻衣キャスター:
お昼前に取材が終わったので、私も食べて帰ろうかなと思ったら、もう席が空いていないぐらい賑わっていました。駅直結というのも良い場所ですよね。

井上貴博キャスター:
あまり気づいていなかった空間でした。あんなに広い空間ありましたか?

出水キャスター:
3年かけてリニューアルしたということで、出張の際にぜひ利用してみたいという方も多いのではないでしょうか。

ほかにも、東京ソラマチで13年も営業している『銀座グリルガーディナル エクスプレス』の「オムライス デミグラスソース」(1300円)や、テイクアウト可能な『人形町今半』の「黒毛和牛メンチカツ」(1個670円)もあります。

さらには、『らぁめん 本田麺業』の「貝出汁塩らぁめん」も1200円で食べられるということです。

1人あたりの「平均ランチ代」を33人に調査したところ、1903円でした。そこそこするように思いますが、ちょっとお惣菜を買い足すことができたり、関東初出店のジェラート屋さんがあったり、さらにはスイーツのお店などがあったりするので、様々な用途で利用できそうな印象でした。

岸谷さんは出張も多いですし、海外に行かれることも多いと思いますが、空港と食にはどんな思い出がありますか?

岸谷蘭丸さん:
僕は留学7年目なので、羽田空港のヘビーユーザーです。今でも年間5〜6回は絶対に羽田空港から飛んでいくので、何を食べるかは勝負どころといいますか、旅の前に何を食べようかなといつも悩んでしまいます。

羽田空港には抹茶のソフトクリームが食べられるところがあって、留学生は涙を流しながら食べるんです。大事ですよ、空港グルメは。

空港は都心の人が行く“日帰りスポット”に?

出水キャスター:
私が今回「いいな」と思ったのが、つい長居してしまうしかけがたくさんあったことです。

たとえば、座面の後ろに荷物が置けるスペースがついている、ゆったりとした椅子がありました。空港は、荷物をたくさん持っている方も多いですからね。

さらに、200席ある客席に、以前は一つもなかったコンセントが56個に増えたということです。卓上に電源がなかったとしても、足元にちゃんと設置してあります。デジタルネイティブの世代にとって、電源は欠かせないですよね。

岸谷蘭丸さん:
電源がなかったら生きていけないといいますか、「俺たちどうしたらいいの」と思ってしまいます。

井上貴博キャスター:
コンセントを探して席につきますものね。

岸谷蘭丸さん:
電源の取り合いにならないのはありがたいです。

出水キャスター:
こうした羽田空港の取り組みに、航空・旅行アナリストの鳥海高太朗さんは「早く空港に行きたくなるしかけなのではないか」「空港は“無料のテーマパーク”化しており、旅行客だけでなく都心の人が行く“日帰りスポット”になる可能性もある」と分析していました。

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<プロフィール>
岸谷蘭丸さん
イタリア ボッコーニ大学在学 24歳
岸谷五朗と岸谷香の長男
海外大受験塾「MMBH」設立
教育・多様性などを発信

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  • 高けりゃ美味いのは当たり前で、気軽に手を出せる価格帯で言えば、北陸が一番うまいと思う。スーパーの魚の質がまるで違う。
    • イイネ!1
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