フリック監督がバレンシア戦の欠場を明言したヤマル[写真]=Getty Images バルセロナを率いるハンジ・フリック監督は、スペイン代表FWラミン・ヤマルがバレンシア戦を欠場すると語った。13日、スペイン紙『マルカ』が指揮官のコメントを伝えている。
バルセロナは、14日に行われるラ・リーガ第4節のバレンシア戦でチームの中心的存在であるヤマルを欠くことになりそうだ。
スペイン代表に招集されたヤマルは、4日のブルガリア代表戦と7日のトルコ代表戦にそれぞれ先発出場し、スペインのFIFAワールドカップ26欧州予選での連勝スタートに貢献していた。しかし、ヤマルは恥骨に違和感を抱えたまま代表に合流していたという。
フリック監督は、「(ヤマルは)バレンシア戦を欠場するだろう。残念だ。彼は痛みを抱えたまま代表に合流し、痛み止めを服用しながらプレーしていた。(スペインは)2試合とも3点以上リードしていたが、それでも彼は73分間と79分間プレーしていた」と、ヤマルは状態が万全ではないにもかかわらずプレーしていたことを明かし、「スペインには世界最高の選手たちが揃っている。だからこそ、選手をもっと大切に扱わなくてはいけない。あのやり方はそうとは言えない」とスペインを率いるルイス・デ・ラ・フエンテ監督の起用法を批判した。
そして、ヤマルの状態について「違和感は背中ではなく恥骨のあたりだ。検査を受けたが、バレンシア戦には出場できない。ニューカッスル戦も微妙な状況だ」と、18日に行われるチャンピオンズリーグ(CL)・リーグフェーズ第1節のニューカッスル戦を欠場する可能性も指摘した。
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