ダイハツ工業が2026年8月に生産終了する軽自動車の2人乗りオープンスポーツカー「コペン」の最新モデル(同社提供) ダイハツ工業は29日、軽自動車の2人乗りオープンスポーツカー「コペン」の生産を2026年8月に終了すると発表した。法規制への対応などを踏まえ判断した。ただ、同社は「再びコペンを世の中に送り出せるように検討を続けている」と説明しており、将来の再発売を見据え開発を継続する。
コペンの初代モデルは02年に発売された。当時は軽自動車で初となる電動で屋根が開閉する仕組みを採用し、軽オープンカーの代表格として人気を集めた。特徴的なデザインで固定ファンも多く、12年に一度生産を終了したものの、14年に復活し2代目となる現行モデルを投入した。8月末までに累計約11万台を販売した。