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前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏が30日、YouTubeチャンネルを更新。自民党総裁選(10月4日投開票)のゆくえなどについて私見を述べた。
舛添氏は、総裁選に立候補している小泉進次郎農相(44)、小林鷹之元経済安保担当相(50)、茂木敏充前幹事長(69)、林芳正官房長官(64)、高市早苗前経済安保担当相(64)の5人のうち、世論調査の結果から小泉氏と高市氏の一騎打ちになるだろうと予想した。
ただ、これまでの自民党総裁選とは異なる要素として「野党とどう連携するかということが大きなポイントとなる。衆議院も参議院も少数与党ですから、必ず誰かと手を握らないと政権運営できない」と説明。自公政権が連立枠組みを拡大する場合は、国民民主党、日本維新の会、立憲民主党のいずれかと組むだろうとした。
続けて「こういうことはあり得ないと思うんですけど」と前置きした上で、「ひとつ可能性を言うと、例えば国民民主党を呼び込むために『代表玉木さん、(連立政権に)入ったらあなたを首相にします』こう言うことができる。連立政権は誰が首相になっても良いわけですから。こういう例は過去にある」と、94年に自民党、日本社会党、新党さきがけによる連立政権で社会党委員長だった村山富市氏を首相とする村山内閣が誕生したことを例に挙げて説明した。
「つまり、政権を取るためには何でもやる、自民党は」と舛添氏。「だから逆に、私が玉木さんだったら『国民民主党、(連立政権)に入っても良いですよ。ただし条件があります。私を首相にするなら入ります』と言ったときに『それでいいよ』という可能性だって皆無ではない」と話した。
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