ウルフ・アロン、練習生として日々精進 棚橋弘至はコメント力を絶賛「100点をあげよう」

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2025年09月30日 20:20  ORICON NEWS

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練習生として日々精進しているというウルフ・アロン (C)ORICON NewS inc.
 新日本プロレスの棚橋弘至、ウルフ・アロンが30日、東京・歌舞伎町シネシティ広場で『WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退』公開記者会見を開いた。

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 冒頭、棚橋は1人で登場。「新日本プロレス、100年に1人の逸材、そして代表取締役社長、そして引退まで残り96日の棚橋弘至です」と自己紹介し、会見開始の直前に雨が降り出すハプニングについて「降ってきましたね。昔は(ニックネームが)『太陽の天才児』だったんですけどね」と苦笑いを浮かべた。

 その後、ウルフも会見に参加。入団会見から約3ヶ月が経過し、現在は練習生やヤングライオンと練習を積んでいる。巡業のバスの座席も「レスラーの先輩方が座って、空いた席に座らせていただいている」とウルフは話した。もちろんセコンド業務も。「自分がセコンド業務をしているところをNJPWで見させてもらったりするんですけど、ほかのヤングライオンの方たちと比べて動きが遅いんですよ。もっとキビキビ動けるように練習していきたい」と下積み仕事も積極的に取り組んでいる。棚橋は「いちからプロレス業界の仕事や練習など学ぼうとしている姿勢がある。柔道で実績を残しているんですけど、いちからスタートしてくれている心意気がうれしい」と称えていた。

 また、改めてイッテンヨンで引退する棚橋の対戦相手が、ウルフではないことが明言された。ニアミスでウルフは表舞台で戦う機会を逃してしまったが「棚橋選手とも、いずれは戦いたい気持ちがありました」と話しつつも「棚橋選手は引退試合。まだプロレスデビューしていない僕が棚橋選手の引退試合の相手を務めるのは何か違うと僕自身も思う。試合はできませんけど、棚橋選手が新日本に残してきたものはなくなるわけではなく、これから先もあり続けるもの。そういったものを僕自身で見ていきながら自分自身の何かに変えていけたたら」と話した。コメントを聞いた棚橋は「すごい。100点だね。100点をあげよう。しっかりしている」と社長として最高評価を与えていた。

 1992年から毎年1月4日に東京ドーム大会を開催してきた、新日本プロレス。この「1.4」(イッテンヨン)は、日本はもとより世界のプロレスファンにも広く知られる世界最大級のプロレス大会で、2007年から大会名を『WRESTLE KINGDOM』とし、レッスルキングダムは26年で20回目となる。来年の「1.4」東京ドーム大会では、棚橋が引退、ウルフがデビューすることが決まっている。

 1999年に新日本プロレスでデビュー以降、アントニオ猪木が創設し、世界のプロレスラーが憧れる存在となったチャンピオンベルト「IWGPヘビー級王座」を8度戴冠(最多記録保持者)。真夏の最強戦士決定戦「G1 CLIMAX」3度優勝。2023年12月から新日本プロレス代表取締役社長にも就任した、“100年に一人の逸材”棚橋弘至が、同大会で26年のプロレスラー生活に終止符を打つ。

 現在「棚橋弘至ファイナルロード」として引退への道を一歩ずつ歩んでいる棚橋。人気低迷の苦しい時期を乗り越え、プロレス復権の旗頭を務めてきた引退試合には世界中のファンが注目している。

 そして、ウルフ・アロンは、東京五輪金メダリスト、五輪2大会連続メダリスト。柔道・男子100キロ級を引退後、新日本プロレスへの入団を正式発表した。日本選手で五輪金メダリストのプロレス転向は史上初。「1.4」東京ドーム大会でプロレスデビュー戦を迎える。

 チケットの一般販売は、あす10月1日から。


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このニュースに関するつぶやき

  • 本当にプロレスラーになっちゃったんだね。小川直也みたいな例もあるし、その他にも、もう日本にはいないそうだけど、金メダル取ったけど、余計な一言が多いキャラのあいつもいたよね。楽しみだね。
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