スズキが発売した新型「クロスビー」=2日午後、東京都港区 スズキは2日、小型SUV(スポーツ用多目的車)「クロスビー」を8年ぶりに改良し、発売した。ユーザー層の拡大を狙い、従来の「かわいい」イメージを保ちつつ、フロント部分をやや角張らせるなど力強いデザインを採用した。
二輪駆動と四輪駆動の2タイプで、二輪駆動の「HYBRID MZ」は233万5300円。月2000台の販売を目指す。車体の色は2トーン9色、モノトーン4色の計13パターン。
内装は一部の機種に革とステッチを模したパネルを使うなど、上質さを表現。より広さも感じられるようにした。エンジンの変更により燃費が向上したほか、コーナーを膨らまずに曲がれる機能を搭載するなど、操作性や乗り心地も改善した。