限定公開( 1 )
アクアリストがダイソーの“驚きの新商品”を実際に使ってみる様子がYouTubeに投稿されました。「ダイソーがやりやがった……」と題した動画の再生数は記事執筆時点で7万4000回を超えています。
動画を投稿したのは、YouTubeチャンネル「たそがれアクア」のたそがれさん。以前には、高級熱帯魚を約1年間育成した結果報告が話題となりました。
今回レビューするのは「水槽用外掛けフィルター」(1100円)。水槽底から水面までの高さが15センチ以上あり、水容量12リットル以下のサイズの水槽に適合する商品です。
本体は幅13センチ×高さ16.9センチ×奥行き9センチとスリムな形状ですが、内側に付属のろ過用マットを2枚入れられます。なお、このマットは交換用の物も販売中です。
|
|
フタは少しくぼんでいるため、魚の餌など軽い物を置くスペースとして使えます。流量調節機能があり、モーターはUSB給電で動く仕組み。長さ146センチの電源コードは非常にしなやかで、引っ掛かった際にフィルター本体が動いてしまう心配はありません。
この商品は直接ポンプから給水し、ろ過槽内に吐き出す形式。底面は網目状で内部に目の大きなスポンジが入っているので、固形物を取り除くストレーナーを外部に取り付けなくて済みます。
外観と部品をチェックしたら、手持ちの30センチキューブ型水槽にセットして使用感を確認。USB給電ながらも「割と馬力ある感じ」で給排水が行われ、ポンプ内に呼び水を導入しなくてもスムーズに動作しました。
内部の流れを見るため、水槽内にサイコロ状のメラミンスポンジをまいてみます。この商品の流量は毎分2.3リットルのため底部周辺にスポンジがやや滞留してしまうものの、吐き出し口付近にはスポンジを水槽壁面まで飛ばすほどの勢いがありました。
その駆動音は非常に静かで、耳を近づけても「かすかに聞こえるかな」というレベルとのこと。静音性に優れた外掛けフィルターですが、一方でいくつか気になる点もあるそうです。
|
|
まず気になったのは、水槽の縁を挟めるような段差がないこと。軽くのっているだけなので外力が加わると簡単に動いてしまいます。また、流量調整ツマミを操作するための出っ張りが1つしかなく、操作時に指が本体内部の水につかってしまう点もマイナスポイントです。
今回のレビューを通じて、たそがれさんは他のアクアメーカーの企業努力を感じたといいます。これまで当たり前だと思っていた「1000円台の外掛け(フィルター)に数百円のろ過マットが付属していることはすごいこと」だと実感したそうです。
ほぼ同じ価格帯で上位互換のフィルター装置が他社から販売されているため、現段階では迷わずそちらの商品を人に勧めると断言。しかし、店舗を全国展開しているダイソーで外掛けフィルターを気軽に買える点は大きなアドバンテージであり、“通信販売ではなく今すぐ欲しい”という場合に買うのはアリだとしています。
ダイソーの外掛けフィルターを気になった点も含めてしっかりと紹介した動画に、コメント欄では「正直ビックリですが、いろいろ面白いフィルター。アクアリウム入り口には良いのかな」「そこまでやっちゃうのかー! って感じで驚きました!」「使ってみたが、これは良い!」「ダイソーマジかよ笑笑。ここまでやるとは」「100均好きの私にはたまりませぬ」「初心者入門としては、ダイソーで売られているのは大事。ただ、これ単品で終わらずに、商品の改良をしていってほしい」といった声が寄せられています。
たそがれさんは、水草や熱帯魚などアクアリウムに関する情報をYouTubeチャンネル「たそがれアクア」、X(@twilight1589)、Instagram(@twilight_aqua_ch)で発信中です。
|
|
動画提供:YouTubeチャンネル「たそがれアクア」
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 ITmedia Inc. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。