限定公開( 3 )
ニンテンドー3DSを使った「すれちがい通信」はまだ可能なのか検証する企画がYouTubeで話題です。成功した“まさかの場所”が注目を集め、動画の再生数は記事執筆時点で540万回を超えています。
動画を投稿したのは、デジタル機器を用いたユニークな企画を展開している「やまかわてるき」(@YamakawaTeruki)さん。バラ売りされている部品を集めてノートPCが組めるかチャレンジしたり、ニンテンドーDSのゲームだけで国家資格の取得に挑戦したりしています。
今回検証する「すれちがい通信」はDSや3DSに搭載されていた、ゲーム機同士が接近することでデータのやり取りを行う機能です。2025年の今になっても“すれ違う”ことはできるのか、街中を歩いて試してみます。
3DSを携えて、やまかわさんは横浜にやって来ました。エリアの中心部を20分ほど歩いてみたものの、すれちがい通信は発生せず。0人という結果を前に「やっぱキツイかぁ」と嘆息してしまいました。
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そこで次は東京・秋葉原を訪問します。場所柄を考えると3DSを持っている人が歩いていそうです。「さすがに秋葉原まで来たらね、俺すれちがいできると思うんだよね」とトライしましたが、結果はまたしても0人でした。
横浜と秋葉原の結果を受け、やまかわさんは「よろしい。ならば行こうじゃないか」とさらに多くの人が集まる場所へ向かいました。そこはなんと大阪市の人工島・夢洲(ゆめしま)。大にぎわいの「EXPO 2025 大阪・関西万博」(10月13日閉幕)の会場です。
数時間にわたって会場内を歩き、無事に帰還を果たしたやまかわさん。会場外で確認してみると、3DS本体の「おしらせランプ」が緑色に光っていました。すれちがった数は2人!
検証の結果、2025年でもすれちがい通信は可能だと分かりました。やまかわさんは「ぜひ、すれちがいしたい人は万博に足運んでみて」と呼び掛けています。
なお、各地での撮影は土曜に実施したとのこと。この動画のコメント欄には「懐かしすぎる笑」「3DSですれちがいしたいがために万博行くの草」「万博は本当にエグい」「3DS持ち込んでる人がこの日最低3人はいたの胸熱」「僕も万博行ってみたい笑」「こういうことしてくれる人がいるからこの文化は廃れないんだよなぁ」「すれちがい通信大好きだった!」「外国人とすれ違ったときのワクワクは異常」「ほんとにこのすれ違いシステムは感動もの」「前代未聞すぎる。その行動力好きよ」といった声が寄せられています。
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やまかわさんはYouTubeチャンネル「やまかわてるき」「すぎやまけいた」やX(@YamakawaTeruki)を更新中。プレイステーション2をPCにしたり、“最強のPC室”を作ったりする様子などを公開しています。
動画提供:YouTubeチャンネル「やまかわてるき」
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