
村山富市元総理が亡くなったことを受け、中国外務省は哀悼の意を表明しました。
村山元総理は17日、大分市内の病院で老衰のため101歳で亡くなりました。
これを受け、中国外務省の報道官は17日の記者会見で「深い哀悼の意」を表明し、村山元総理について次のように述べました。
中国外務省 林剣 報道官
「正義感に富む政治家として、村山富市氏が日中友好事業促進のためになされた貢献は永遠に記憶されるだろう」
また、報道官は戦後50年の節目に村山元総理が発表した村山談話について、「日本の植民地支配と侵略行為に対し、深い反省を表明し、戦争の被害国に謝罪した」と評価。「日本政府がアジアの被害国の国民と国際社会に対して行った表明と約束である」として、村山談話を今後も守っていくよう求めました。
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村山元総理は総理退任後も北京を訪れるなど、中国と親交がありました。