タワレコ渋谷店が大幅リニューアル タワーレコード渋谷店は11月4日から順次、同店1階および3階から6階の一部を改装。来年2月28日にフルオープンする。「トレンドの、その先の“好き”へ。」をテーマに、訪れる人々が“好き”を見つけ、深め、共有できる、音楽とカルチャーとファンが交差する「新体験型ミュージックストア」を目指す。
【画像】大幅リニューアルするタワレコ渋谷店(一覧) 同店の大型リニューアルは、2023年のアナログフロア拡大以来2年ぶり。今回のリニューアルでは、合計5つのフロアを時代の潮流にあわせて刷新する。
特に1階はエントランスからレジの配置にいたるまでフルリニューアルとなり、これまでのVMDを超える視認性の高い売り場となる。
一方、3階から6階は、売り場の一部分を改装。個室のフォトスポットやネオンサイン風の装飾が登場し、これまで以上に“推し活”がはかどるスポットに変化させる。アナログフロアのTOWER VINYLでは、クラフトビールを提供するビアスタンドを新設する。
■1階/エンタメショップならではのイマーシブ空間
渋谷店の顔である1Fは、渋谷を象徴するエンターテインメント空間として刷新。これまでにない新たなディスプレイ方法として、体験型ウェルカムゲートが登場する。
ゲート内には天井近くに鏡をセッティングし、思わずSNSにアップしたくなる空間となる。ここでは、ゲート内でしか聴くことのできない限定のBGMも必聴。ゲートをくぐると奥にはLEDサイネージが現れ、新たな音楽との出会いを創出する。
その隣のパワープッシュエリアでは、CDやアナログレコード、書籍、人気のタワーレコード・オリジナルグッズといった多種多様なカタログ商品が充実。渋谷店だからこそ実現できる充実の品揃えで、顧客の音楽熱を高める。
このエリアの手前には、問い合わせカウンターを配置。入口付近にてスムーズな案内や特典配布を行うことにより、顧客のより良い買い物体験を実現する。
さらに、昨今の推し活ブームに対応した“推しエリア”も展開。タワーレコードの大人気商品である推し活グッズを豊富に取りそろえるほか、一人でご来店の方も写真撮影ができる、自撮り機能付きのフォトスポットを常設する。
また店舗エントランスには、新しく巨大なTOWER RECORDSロゴのモニュメントを設置。よりスタイリッシュで目を引く外観となる。
■3階/もっと奥深いJ-POPの世界へ
邦楽を取りそろえる3階では、J-POPのカタログ在庫を強化し、従来の約1.5倍の品揃えを想定。メジャーからインディーズまで、J-POPの多様な魅力を再構築し、世界中から注目を集める“日本のポップカルチャー”の発信基地になる。
■4階/アーティストが隣にいるかのような等身大フォトスポット
アイドルとアニメ・ゲーム作品が中心の4階では、人気のフォトスポットを個室化し、より没入しやすい空間に改造。等身大ビジュアルの隣に巨大なミラーを設置することで、アーティストと同じステージに立っているかのような写真撮影が手軽にできる“ダンススタジオ風フォトスポット”となる。
アーティストやイベントの特徴にあわせて、ライティングも変更できる特別仕様のスペース。アニメ・ゲームコーナーにおいては、ラック数を従来の1.5倍に増加。日本が誇るアニメ楽曲のさらなる盛り上がりに対応し、商品バリエーションを増やしていく。
■5階/世界が憧れるK-POPの聖地へ
K-POPの名所として知名度を上げてきた5階では、韓国らしさをさらに追求。本国の繁華街をイメージしたネオンサイン風の装飾照明を導入し、日本に居ながらにしてK-POPの本場の空気を感じられる空間を演出する。
■6階/音楽とビールでリラックスタイムを提供
アナログ専門店TOWER VINYLを展開する6階の一角では、スタンディング式のビアバー「TOWER RECORDS BEER」を新設。国内のブルワリーを中心に、人気のIPAや季節限定醸造といった、個性豊かなクラフトビールを全12タップ用意する。さらに、オリジナルのクラフトビールも提供予定。タップから注ぎたての1杯を店内の音楽とともに堪能できる空間を楽しめる。
また、店内にDJブースを設置し、先行リリースリスニングパーティーなど“ビールを片手にアナログレコードを大音量かつリアルタイムで楽しむことができる”特別なイベント等の開催も予定している。
【改装スケジュール】
6階:2026年1月1日(月)〜 2月27日(金)営業中もフロアの一部のみを工事
5階:2026年1月1日(月)〜 2月23日(月)全面クローズ
4階:2026年1月1日(月)〜 2月23日(月)全面クローズ
3階:2026年2月3日(火)〜 2月7日(土)営業中もフロアの一部のみを工事
1階:2025年11月4日(火)〜 12月18日(木)全面クローズ