
東京都立病院機構は、きょう(22日)、府中市にある都立多摩総合医療センターでおよそ190件の個人情報の流出があったと発表しました。
東京都立病院機構によりますと、おととい(20日)昼ごろ、差出人不明の郵便が機構あてに届き、「駅のトイレで病院の封筒に入ったUSBを拾い、個人情報が含まれていた」という旨の文書とともに、都立多摩総合医療センターの患者の個人情報のリストが同封されていたということです。
また、同じころ、この病院の患者1人にも同様に、患者の個人情報のリストが入った封筒が届いたことが、受け取った患者からの電話で発覚し病院が回収しました。
流出した個人情報は、病院の患者の氏名や生年月日、住所などあわせて188件にのぼるということです。
機構によりますと、院内で管理しているUSBの紛失は確認されておらず、院内の電子カルテに外部からアクセスすることは不可能な状態でした。
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東京都立病院機構は「個人情報が流出した患者さまに深くお詫びしたい。警察にも相談のうえ、原因解明とともに再発防止に努める」としています。