店頭に並んだハロウィーン用品=9月10日、米カリフォルニア州ウェストコビーナ(AFP時事) 【ワシントン時事】米労働省が24日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比3.0%上昇と、伸び率は前月(2.9%)から小幅拡大した。拡大は2カ月連続。
ただ、変動の激しい食品とエネルギーを除いたコア指数は3.0%上昇と、伸びは前月からわずかに鈍化した。トランプ政権の高関税政策の影響で物価上昇は拡大基調にあるが、想定よりも抑制されている。
CPIは当初、15日発表の予定だったが、政府機関の一部閉鎖によりずれ込んだ。労働省は他の指標発表を延期しているが、CPIは社会保障給付金の算出に必要なため、発表に向けた作業を進めた。