
タイのワチラロンコン国王の母、シリキット王太后が24日、療養中の病院で死去しました。93歳でした。
タイ王室の声明によりますと、シリキット王太后は血液感染症が悪化し、首都バンコクの病院で24日夜に息を引き取りました。93歳でした。2019年に体調を崩して入院し、療養生活を続けていたということです。
シリキット王太后は、2016年に死去したプミポン前国王とともに、農村部での貧困対策に取り組んだほか、伝統的なシルク産業の発展などにも尽力し、国民からの尊敬を集めていました。
タイ政府は喪に服すため、30日間は娯楽イベントなどについて規模の縮小や自粛を要請していますが、「禁止するものではない」として、事業者ごとに適切に判断するよう呼びかけています。
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