田原総一朗氏「立憲は左翼」に塩村文夏氏反論「一部の声の大きい議員が軸ではないことで大騒ぎ」

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2025年10月27日 04:55  日刊スポーツ

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立憲民主党の塩村文夏参院議員(2025年7月6日撮影)

立憲民主党の塩村文夏参院議員(47)が、26日放送のBS朝日「朝まで生テレビ」(毎月最終日曜午後7時)に出演。司会のジャーナリスト田原総一朗氏(91)からの「左翼的」という突っ込みに反論した。


消費税減税をめぐる議論の中で、塩村氏は「今回の選挙から連合の支援を受けましたけど、直前までは関係なかったんですよね。だけど、消費税を全部なくせ、という議論は乱暴だと思う。ゼロか百かじゃないと思っている」と発言。「物価高を、これを何とかしないと、いくら給料が上がっても物価高の方が高くなっているわけだから、中長期的にしっかりやっていきましょう、って何でみんな合意できなくて、ケンカばっかりやっているんだ」と問題提起した。


そのタイミングで、田原氏は「立憲が一番ダメだと思っている」と指摘。塩村氏は苦笑しながら「どうして?今、一番まともなこと言ったと思ったんですけど」とボヤくと、田原氏は「立憲がこの国をどうしたいのかよく分からない」と突っ込みを入れ、「いい悪いはともかくとして、国民民主はそれなりに方向はあるわけね。立憲は何やりたいのか、さっぱり分からない」と語った。


塩村氏は「それはどうしてなんだろう。私たちはきちんと方向性を示している」と笑顔を見せながらも困惑。田原氏が「もっといえば、立憲はやや言えば、左翼なんだよ」と続けると、塩村氏は「そうかなあ?それはちょっと違う」と否定した。


ここで荻原博子氏が「塩村さんは消費税消費税言っている、でも党首はどうなんだ、党首は消費税を減税することを進めているのかといったら進めてないじゃないですか。立憲の中でもバラバラになっている気がする」と、野田佳彦代表のスタンスに言及。塩村氏は「基本的に、ちゃんとした政策を見てもらえればいいんだけど、例えば一部の声が大きい議員が、私たちの政策の軸ではないことで大騒ぎをしていると、そっちにやっぱりみんな目が行っているので、私たちの本当の政策が伝わっていないというところがある」と釈明した。


この発言に対し、田原氏はさらに「本当の政策は何だ、っていうの?」と突っ込んだ。塩村氏は「田原さんが、私たちが見えないと言っている部分、違うと言っている部分、何がありますか、という時に、たぶんそこって私たちが政策に示してないところだと思う」と語った。一方の田原氏は「はっきり言えば、僕らから見ると、国民民主に対抗するために、やや左翼的になっている」と私見を述べたが、塩村氏は「え?そうですか?左翼ではないよね。野田さんって左翼ですか、違いますよね」と返し、野田氏のスタンスについては田原氏も納得。塩村氏は「それは誤解です。私たちは中道ど真ん中です。中道です」と、「左翼」の指摘を否定した。

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  • 左翼は人気無いのを自覚しており、必死に中道を装っているが、中身は何も変わっておらず、ド左翼である。
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