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カプコンは10月29日、2026年3月期第2四半期累計(2025年4月1日〜9月30日)決算を発表した。売上高や営業利益、純利益はいずれも増収増益という好調な結果に。一方、2月に発売した人気ゲームシリーズ最新作「モンスターハンターワイルズ」の同期中の累計販売本数が21年発売の前作「モンスターハンターライズ」を下回る結果となった。
決算資料によると、4月1日から9月30日までのワイルズの販売本数は63万7000本だった一方、ライズは同期間中に64万3000本の売り上げを記録。最新作の売り上げを超える結果となった。なお累計販売本数はワイルズが1074万5000本、ライズが1781万9000本となっている。
カプコンは「2月発売のシリーズ最新作『モンスターハンターワイルズ』の販売に伴い、同シリーズの過去作『モンスターハンターライズ』が引き続き販売本数を伸ばした」と説明している。なおリピートタイトル全体の販売本数は2285万本を記録し、前年同期の1895万本を上回った。
ワイルズは2月28日発売。シリーズで初めてPlayStation 5版とXbox Series X|S版、PC版を同時にリリースし、発売から1カ月で累計1000万本を販売した。販売開始から1カ月の売上本数は過去最大だったという。しかし、その内容には「ボリューム不足」や「不具合が多い」などの声が相次ぎ、その後半年間の売り上げは大きくペースを落とす結果となった。
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なお、カプコンの26年3月期第2四半期の決算結果は、売り上げが811億5200万円(前年同期比43.9%増)、営業利益は393億3300万円(同89.8%増)、純利益は275億1400万円(同80.1%増)という結果だった。
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