
北海道では、昨日7日夜から今日8日朝にかけて、日本海側やオホーツク海側を中心に積雪が増えた所が多くなっています。市街地でも積雪となっており、札幌では今日8日正午までの最深積雪は今季最も深い12センチとなっています。札幌市では、路面電車の線路を除雪する「ササラ電車」が今シーズン初めて出動しました。なお、今日8日、全国で積雪が最も深くなったのは、正午までの時点で、紋別空港(北海道)の27センチです。
北海道の市街地で積雪 札幌の積雪の深さは12センチ
昨日7日から今日8日は、北日本付近は西高東低の冬型の気圧配置となっており、上空に強い寒気が流れ込んでいます。北海道では、昨日7日夜から今日8日朝にかけて、日本海側やオホーツク海側を中心に雪が降り、積雪が増えた所が多くなりました。市街地でも雪の積もった所があり、札幌では今日8日正午までの最深積雪は今季最も深い12センチとなっています。札幌市では、路面電車の線路を除雪する「ササラ電車」が今シーズン初めて出動しました。なお、今日8日、全国で積雪が最も深くなったのは、正午までの時点で、紋別空港(北海道)の27センチです。
このあとは、次第に冬型の気圧配置が緩み、雪が降る所が少なくなるため、それほど積雪は増えない見込みです。ただ、日中もあまり気温が上がらず、積もっている雪が解けにくいでしょう。お出かけの際は、積雪の状況をよく確認して、対策をとるようにしてください。
冬の運転の注意ポイント

積雪や凍結による路面悪化が予想されるとき、車を運転する際に、気をつけていただきたいポイントは、5つあります。
(1)冬道装備をしっかりと行いましょう。雪道運転は、バッテリーが上がりやすくなります。遠出をする際は、予備のウォッシャー液やバッテリーを確認するなど、事前の点検も忘れないでください。
(2)ゆっくりと、慎重に運転しましょう。雨や雪が降った後に、気温が低いと、普段、慣れている道でも、思わぬ所が凍結している可能性があります。また、雪のない所でも、道路が黒っぽく見えたら、凍結している恐れがありますので、油断しないでください。
(3) 時には、迂回や出控えることも、選択肢の一つです。ドライブプランなどを、一時的に変更するのも良いでしょう。
(4) 時間に余裕をもって、出発しましょう。慌てると、凍結した道路でも、ついスピードが出てしまい、事故につながってしまいます。
(5) こまめに天気や道路情報を確認しましょう。天気予報が、急に「晴れ」から「雪」に変わるかもしれません。雪が降ると、道路が通行止めになることもあります。
5つのポイントの頭文字を並べて、「ふゆとじこ」と覚えてください。
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