
侍ジャパン井端弘和監督(50)がクリーンアップ固定でライバル連倒を目指す。チームは「ラグザス 侍ジャパンシリーズ2025 日本VS韓国」(15、16日、東京ドーム)へ向けて14日、東京ドームで前日練習を行った。ピッチコム、ピッチクロックなどのMLBルールに適応は大きな課題。森下翔太外野手(25)岡本和真内野手(29)牧秀悟内野手(27)とつながる3、4、5番に中軸を託し、まずは日韓戦10連勝を狙う。
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井端監督が迷いなく中軸を託した。3、4、5番のクリーンアップに森下、岡本、牧を据える予定となった。韓国との2連戦の主軸は同じ並びを想定しており、来年3月のWBCでも主力になり得る面々へ「選手にとっては来年3月に向けて貴重な強化試合。対投手、対打者に集中できればいいなと思ってます」と期待を込めた。
MLB球団に在籍経験のある侍ジャパンのアナリストからは、メジャー流の打線の組み方の知識を吸収。「2番岡本」という選択肢もあった中で「打ったことない打順なので、それよりかはというところ」と巨人で慣れ親しんだ4番に据えた。前後に森下、牧という日本を代表する右打者を並べて韓国代表を打ち砕く。
4カ月後のWBC本番への勢いもつける。1次ラウンドは同組で対戦がすでに決定している。日韓戦は侍ジャパンが9連勝中と近年は圧倒しているが、指揮官はアジアCSで韓国代表の4番を務めた盧施煥と筋骨隆々の成長株の安賢民を名指しで警戒。「来年3月、韓国さんはライバルになると思う。(2選手ら)新戦力を間近で見られるのはいいなと。そういったところは注目してます」と力量を見定める。
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大前提としてピッチコム、ピッチクロックなどのMLBルールに慣れることが目的で行われる強化試合。「日本にはないルールへの適応という意味では明日、あさってで自分のものにしてほしい」と井端監督。ルールに適応しつつ、強力クリーンアップが日韓戦10連勝へ導く。【小早川宗一郎】
◆侍ジャパン予定スタメン
1(中)岡林
2(三)野村
3(右)森下
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4(指)岡本
5(二)牧
6(遊)小園
7(左)西川
8(捕)坂本
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9(一)佐々木
先発投手 曽谷
▽15日の韓国戦で先発する曽谷龍平投手(24=オリックス)「もうやるしかないという感じです。こんなアピールできるチャンスないと思うので、しっかり自分の持ち味を出したい」
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