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兵庫県姫路市の姫路城管理事務所は21日、世界遺産・姫路城(国宝)大手門の夜間閉鎖用門扉に張り出した掲示物が11月9日未明、何者かにはがされ、火気で燃やされたと発表した。建造物に被害はなく、損害も軽微だが、特別史跡の中心部で起きた事態を重くみて姫路署に器物損壊容疑で被害届を出した。
門扉は高さ2・35メートル、長さ5・75メートルの木製で2025年6月からの夜間通行止め(午前0時〜同5時)に伴って設置された。門扉には「通り抜けできません」などと書かれたA4判の掲示物を張っていた。
同事務所によると、9日午前0時20分ごろ、何者かが掲示物をはがし、燃やしたとみられる。観光客が火のようなものを見かけて気づき、110番通報した。目撃情報によると、身長160〜170センチ、60〜70歳くらい、白髪交じりの男性でキャップ帽を着用していたという。【村元展也】
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