
日本ハムの最年長、40歳の鉄腕宮西尚生投手が28日、エスコンフィールドで契約更改交渉に臨み、今季年俸6500万円から「非公開です」と増減は明かさなかったが「サインしました」と話した。
今季は31試合に登板し、1勝1敗、12ホールド、13ホールドポイント。9月にはNPB史上4人目の900試合登板の大台にも到達した。防御率は3・20と苦しんだが、ピンチでは経験を生かした強気のピッチングで失点を食い止めるなど、ベテランらしさを発揮した。
今季を振り返り「31試合放れたのは良かった点。ただ、コンディションを維持させると言うところの答えを見つけ切れていないから同じような成績になっているのかな。そこが反省点かなと思いますね」。900試合登板については「ボス(新庄監督)に取らせてもらった。これを意味あるものにするためにも、来シーズンは爆発的な活躍をしないといけないなと思っています」と気を引き締めた。
長く在籍する者として思うことがある。「若いチームの中、1人、(自分は)年がいっている、19年目になりますけど、若い選手と同じように成長していけるように思える。でも、フルシーズンやれていない悔しさはある。考える部分もあるけど、それをはるかに超えるファイターズには魅力はある。優勝できるチャンスも見えてきている。来シーズンもう1回優勝を目指して、ボス(新庄監督)を胴上げして終わりたい」と思い描いた。「終わりたい」の意味は「それは、そのときにならないとわからない」と深みのある言葉を放った。(年俸は推定)
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