宮本和知氏「改革しようとする野球界への思いはすごく感じた」ドラフト同期佐藤洋氏の訃報に悲痛

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2025年11月28日 22:04  日刊スポーツ

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宮本和知氏(2025年7月撮影)

巨人OBで読売ジャイアンツ女子チーム監督の宮本和知氏(61)が63歳で亡くなった元巨人の佐藤洋氏の訃報に際し、悲痛な胸の内を明かした。


宮本氏と佐藤氏は、ともに84年ドラフトで巨人に指名された。同期の訃報に「同期だからそういった結束があったんだけど。いや、まさか」。続けて「長嶋監督のお別れ会の時にちらっと見かけたので。そこで話すことはできなかったんですけど、元気にされてるなあと思いながら。もう少し話をしたかったな」と悔やんだ。


佐藤氏は現役引退後、アマ野球の指導などを行ってきた。22年8月1日付で東北の監督に就任。翌年には12年ぶりとなるセンバツ出場を果たした。丸刈りを廃止し、真夏の練習ではTシャツ、短パンを認めるなど、高校野球界に新たな風を吹き込んだことでも知られている。


宮本氏は「いわゆる改革をしようとする彼の野球界への思いというのは、すごく感じた。いろいろ(自分が監督を務める)女子野球もこうやって新しくやっていこうというところだったので、非常に残念ですよね」と話した。その上で「佐藤さんの高校野球界を変えていこうという思いは、僕らにも伝わってきてましたし。やっぱり良いものは継承していきたい」と遺志を受け継ぐことを誓った。

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