続いて登場した電気グルーヴは、スチャダラパー「Trio The Caps」をサンプリングしたイントロでスタート。「Missing Beatz」「モノノケダンス」などを立て続けに披露し、スチャダラパーへの愛が随所に込められた演出も印象的だった。ライブは「人間大統領」まで一気に駆け抜け、ピエール瀧の「このあともスチャダラパー35周年ライブをお楽しみください!」の言葉でステージを締めくくった。
今年リリースされた「ビート道」では、35周年の集大成としての想いを届け、「B-BOYブンガク」「From 喜怒哀楽」など30周年を迎えたアルバム『5th WHEEL 2 the COACH』収録曲も披露。さらに「今夜はブギー・バック (LUVRAW REMIX)」「Pointless 5」とメロウな流れへと続いた。
終盤にはRHYMESTERがサプライズ登場。「Forever Young」のイントロに乗せて共演が始まると、客席から大歓声が起こった。MCでは「35周年おめでとうございます。久々に一緒にやったら、スチャダラパーに対する“くやしー!”とか“素晴らしい”っていろんな感情を思い出しちゃった」と宇多丸が語り、Mummy-Dの「俺たちもスチャダラパーの曲に加わるならひと味加えたい」とのMCから、RHYMESTERの2MCがカズーでFREEDOM「GET UP AND DANCE」の冒頭パートを演奏。そのままスチャダラパー「GET UP AND DANCE」がパフォーマンスされた。オリジナルバージョンにも参加したロボ宙に加えてRHYMESTERも参加し、「ライムスターイズインザハウス」のフレーズも飛び出す圧巻のコラボが実現した。