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プロ野球の現役ドラフトが9日に実施され、阪神井上広大外野手(24)がロッテに指名された。代わって阪神は、ヤクルトから浜田太貴外野手(25)を指名した。
19年ドラフト2位で履正社高から入団した井上は、将来の主砲候補として期待されてきた。ルーキーイヤーの10月に1軍昇格を果たすとスタメン出場を果たし、初安打&初打点もマーク。翌年は1軍春季キャンプに抜てきされた。
しかしその後、1軍戦の最多出場は24年の23試合。今季は4月1日に1軍昇格を果たすも、同3日に降格。その後は2軍暮らしが続いた。
そのポテンシャルを期待されながらも、1軍で定位置奪取とは行かず。環境を変えて一花咲かせてほしいという親心もあるかもしれない。
阪神は同じ外野手のヤクルト浜田を指名。今季、左翼のポジションは最後まで固定されず、前川を始め捕手登録の中川、内野手登録の熊谷、高寺らが代わる代わる守った。ライバル球団から来た新たな外野手に、競争を激化させる存在としての期待がかかる。
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◆井上広大(いのうえ・こうた)2001年(平13)8月12日生まれ、大阪府大東市出身。履正社では3年夏の甲子園決勝で星稜・奥川から本塁打を放つなど、初優勝の原動力に。高校通算49本塁打。19年ドラフト2位で阪神入団。5年目の24年8月28日DeNA戦で初本塁打。通算45試合、3本塁打、16打点、打率1割8分9厘。来季推定年俸1000万円。189センチ、100キロ。右投げ右打ち。
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