「栄光のバックホーム」主演俳優「何ができるか…」演じた元阪神・横田慎太郎さん訃報聞き神戸へ

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2025年12月09日 18:08  日刊スポーツ

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日刊スポーツ

松谷鷹也(2025年10月撮影)

現在公開中の話題の映画「栄光のバックホーム」(秋山純監督)で主演を務める俳優松谷鷹也(31)が9日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月〜金曜午後1時)に出演。自身が演じた、元プロ野球阪神外野手の横田慎太郎さんの最期について語った。


松谷は23年に脳腫瘍で28歳の若さで亡くなった横田さんを描いた映画「栄光のバックホーム」(秋山純監督、11月28日公開)で鈴木京香(57)とダブル主演を務め、松谷は横田さん役を演じている。


松谷は横田さんの容体が急変した当時について語った。大学の途中まで野球を続けていた松谷は映画の撮影に向け、広島県福山市の施設で練習していたと明かし、横田さんについて「脳腫瘍でまたホスピスに入られたと(聞いた)。回復傾向というか、元気になってたタイミングだったので、ビックリしたような感じが一番でした」と回想。「神戸のホスピスまで行かせていただいて。そのときはもうお話はできなかったので」と明かした。黒柳徹子は「もうそんな急激に悪くなられたの」と驚いた。


松谷は「亡くなったとお聞きしたときは(映画の)秋山監督は別に作品を撮ってまして、僕は助監督のチーフって一番上の立場にいたんですけど、撮影中だったんで1人抜けたら大変なことになってしまうんですけど、他のメンバーも『行ってこい』っていう風に言っていただいて。ちょっと何が何だかわからないような状況で神戸に向かったんですけど」と裏方の仕事をしながら働いていた中、神戸に向かったことを明かした。


松谷は「亡くなっていますし、何ができるかっていうのはわからなかったですけど、慎太郎さんがずっと練習してきた甲子園だったり、鳴尾浜球場っていう2軍の球場があるんですけど、そことかに行きたいんじゃないのかなと思ってグローブと一緒に回ったりして」と、横田さんからもらったグローブともに思い出の地をめぐったと振り返った。

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