
出場機会に恵まれない選手の移籍を活性化する現役ドラフトが9日、オンラインによる非公開で行われた。巨人と日本ハムは両球団間での移籍となり、日本ハムからは高卒4年目左腕の松浦慶斗投手(22)、巨人からは1軍経験豊富な菊地大稀投手(26)がそれぞれ移籍することが決まった。
巨人は昨年の現役ドラフトで日本ハムから田中瑛斗投手(26)を獲得。日本ハム最終年の24年は1軍登板がわずか3試合にとどまっていたが、新天地で才能が一気に開花した。今季はリリーフとしてキャリアハイの62試合に登板し、36ホールド、防御率2・13とブレイク。イニングまたぎやワンポイントなど厳しい場面をこなし、ブルペンに欠かせない存在へと成長した。
この成功例“黄金ルート”もあってか、SNSでは早くも松浦への期待が膨らんでいる。「第2の田中瑛斗に」「田中瑛斗が大化けしたから松浦も楽しみ」「大型左腕きた」「個人的には先発で見たい」などの声が寄せられた。
松浦は21年ドラフト7位で大阪桐蔭から日本ハムに入団。22年に1軍デビューを果たし、24年は5試合に中継ぎ登板して8月8日の楽天戦(楽天モバイルパーク)でプロ初ホールドを記録した。今季の1軍登板はなかったものの、ファームでは19試合に登板して2勝2敗、防御率3・41の成績を残している。
|
|
|
|
|
|
|
|
Copyright(C) 2025 Nikkan Sports News. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。