「私の情報網では…」江川卓氏が前田健太の楽天移籍に「ふたを開けたら…ちょっと情報と違った」

元巨人の江川卓氏（70）が、自身のYouTubeチャンネル「江川卓のたかされ」を更新。日米通算165勝を挙げる前田健太投手（37）が、楽天に移籍したことについて語った。

江川氏は「私の情報網では、巨人かベイスターズかヤクルトかロッテという可能性が非常に高いという情報が入ってたんですが、ふたを開けたら楽天だったので、ちょっと情報と違ったなと。年齢的にはラストになる可能性もあるし、一番いい条件のところを探したっていうことなんだと思います」と話した。

続けて「（投球の）主体はスライダーでしょうね。7割くらいは、スライダーを投げるんじゃないでしょうか。スライダー、フォーク、チェンジアップが中心になって、ストレートはそんなには数は投げないんじゃないでしょうか。コントロールがいいですから、日本に帰ってきてもコントロールがある分、カウントを整えられるのでいいんじゃないでしょうか」と投球内容を予測・分析した。

前田は、今季タイガースでリリーフで開幕し、7試合で防御率7・88。5月に自由契約となり、カブスとマイナー契約した。3Aで12試合に登板し、8月2日に自由契約となれる権利を行使。ヤンキースとマイナー契約を結んだ。

日本では広島で97勝を挙げ、16年にポスティングシステムでドジャースに移籍した。メジャーでは通算68勝を挙げ、日米通算では165勝をマークする。