
中日のドラフト3位四国IL徳島・篠崎国忠投手(20)が、独立リーグ時代のハングリーさを忘れず新人王を狙う。11日は新人選手9人でファーム本拠地のナゴヤ球場や選手寮の昇竜館などを見学した。
「いいグラウンド、広くていい環境。ウエートトレーニングルームも比べられない、充実している」と話した。独立リーグ時代は少ない給料の中、自炊で工夫して節約しながら体をつくってきた。「何でもかんでもやってもらうというところに入ってしまうので、そこに甘えずにやりたい」と、ここまではい上がってきたハングリー精神は忘れることはない。
「野球に没頭したい。ひとりでトレーニングするので、(トレーニングルームの)人が少ない夜だったりを狙ってやりたい」と夜中のコソ練で193センチ、105キロの巨体をさらに鍛え上げる。
ファンクラブ有料会員334人を集めて行われた「新入団選手歓迎会」では色紙に力強く「新人王」と書き込んだ。「1年目から狙いたい。奪三振王と書きたかったんですけど、漢字が難しかったので新人王にしてます」と話し会場を爆笑させた。
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