
防犯の為にダウンロードしたアプリが、もしも現金等をだまし取ることを目的としたものだったら……そんな危険が身近に迫っているかもしれません。
警視庁生活安全部公式Xは12月11日、同庁の防犯アプリ「Digi Police(デジポリス)」の「偽アプリ」が確認されているとして、緊急の注意喚起を行いました。
投稿によると、確認されている手口は「ニセ警察詐欺」。警察官などを装った犯人が、「捜査名目で現金等をだまし取る」過程において、被害者にこの偽アプリをダウンロードさせるケースが確認されているとのことです。これらは、公式ストアを経由しない形で案内されるとみられます。
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本物の「デジポリス」は、痴漢撃退機能やエリアごとの犯罪発生情報の通知など、国民の安全を守るための多機能アプリです。犯罪防止を目的としたツールが、逆に犯罪に悪用されているとみられる点は、制度や仕組みの信頼性を揺るがしかねない問題だと言えるでしょう。
「デジポリス」といえば、つい先日(2025年12月1日)にアップデートが行われたばかり。特殊詐欺の約8割で使用されている「国際電話番号」からの着信を自動でブロックする新機能が追加され、注目を集めていました。
詐欺対策としてダウンロードする人が増えているこのタイミングを見計らったかのような、非常に悪質な手口と言えるでしょう。
投稿にて警視庁生活安全部は、「『デジポリス』は正規のアプリストアからダウンロードをお願いします」と呼び掛けています。
警察官が捜査のために、個人のスマホに特定のアプリをインストールさせることや、そのリンクをメールなどで送りつけることは通常ありえません。もし「アプリを入れて」と言われたら、まずは詐欺を疑い、App StoreやGoogle Playといった正規のストア経由であるか必ず確認するようにしましょう。
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また、「捜査中なので誰にも相談しないでください」「今すぐ対応が必要です」といった言葉が出た場合も、詐欺を疑う重要なサインと言えるでしょう。
<参考・引用>
警視庁生活安全部(@MPD_yokushi)
(山口弘剛)
Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 山口 弘剛 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025121302.html|
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