【オリックス】才木海翔が手術後初のキャッチボール「痛みもないし強度も上げていく」

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2025年12月20日 05:01  日刊スポーツ

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オリックス才木海翔(25年9月撮影)

オリックス才木海翔投手(25)が19日、大阪・舞洲の球団施設でスローを再開した。10月30日、横浜市内の病院で右肘関節鏡視下骨棘(こっきょく)切除術・遊離体骨片切除術を受け、リハビリ中。手術後初めて、約20メートルの距離でキャッチボールを行った。


「痛みもないし、これから強度も上げていきます。目標としてはキャンプあたりからブルペンにも入れたらいいかなと思います」


リハビリ期間中はインナーマッスルの強化はもちろん、投球フォームの見直しにも着手してきた。山下ら同僚に腕の使い方を聞くなど、完全復活に向けて1歩ずつ前進している。


22年育成ドラフト2位で入団し、昨年支配下に昇格し、1軍デビューを果たした。3年目の今季は38試合に登板し、プロ初勝利を記録するなど2勝1敗4セーブ、11ホールド、防御率1・87の好成績をマーク。「勝ちパターンでいきたいですし、チームが盛り上がる、勝ちにつながる投球を来年はしたいです」。4年目の来季は勝ちパターン入りを狙う。


来年1月6日には「大阪市消防出初式」に参加する。過去には宮城らが参加した「出世イベント」。才木は昨年に続いて2年連続となる。しかも志願しての参加だ。「『僕が行きます』と言いました。新年が始まったなという感じもしますしね。来年も火消しでいきたいので、まずは出初式から」。25年にブレークした右腕は来季もピンチで「出動」。「火消し」としてブルペン陣を支える。

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