
来年2月に開催されるミラノ・コルティナ五輪のカーリング女子の出場枠を獲得した日本代表が23日に帰国し、会見に臨んだ。
【競技日程一覧】ミラノ・コルティナ冬季五輪 開会式は2月6日にミラノで開催、前回大会は金メダル3個
女子日本代表は日本時間11日、カナダで行われた世界最終予選にて8大会連続となる五輪への切符を獲得。チームの司令塔スキップを務める吉村紗也香(33)は「女子は8大会連続オリンピック出場というところで、自分たちでしっかりとバトンを繋ぐことができて、ホッとしております」と振り返り、「オリンピックに向けてまだまだできることはあるなというふうに思っていますので、しっかりまた準備を重ねて、いい状態でオリンピックを迎えられるように良い準備をして臨みたいというふうに思っています」と初の五輪へ意気込んだ。
サードの小野寺佳歩(34)は「今は少しほっとした気持ちでいます。オリンピックに向けては、残り少ない期間にはなりますが、チームで最高の準備を重ねて、金メダル獲得に向けて頑張っていきたい」と2014年のソチ五輪以来、2度目の出場へ意欲を見せた。
チーム最年長36歳の近江谷杏菜(36)は「一つ一つのその戦いの中で自分たちは常に成長し続けてるっていうような実感がありますので、最大の目標であるオリンピック金メダルに向けて今、更に現状だけではなく、1月の準備も含めて、より良い状態で本番に臨みたいっていうふうに思っています」。近江谷は2010年のバンクーバー五輪以来16年ぶりの五輪となる。
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また五輪初出場となる小谷優奈(27)は「オリンピック金メダルというところに向けてやっとスタートラインに立てた立場なので、ここから大会までに向けてすごい短い期間ではあるんですが、しっかり調整を重ねて勝ち切れるようなチームになりたい」。
フィフスの小林未奈(23)も「この4年間チームで準備してきたものが、しっかり発揮できた舞台だったなと思ってすごく嬉しく思っています。オリンピックに向けては小学生の頃から夢に見てきた舞台でしたので、そこに立てるということですごくわくわくした高揚感もありますし、日本代表として戦ってくるということで責任感も感じております。私達の目標はオリンピックで金メダルを取るというところなので、そこに向けて心身ともにいい準備をしっかりして、頑張っていきたい」と話した。
またこの日、日本オリンピック委員会は吉村、小野寺、小谷、近江谷、小林の5人を日本代表として認定したことを発表した。
![左ヒザの大ケガを負ってしまった南野[写真]=Getty Images](https://news-image.mixi.net/article/138/138_20251222_2102769_002_70x70.jpg)
