
<バドミントン:全日本総合選手権>◇最終日◇30日◇東京・京王アリーナTOKYO◇混合ダブルス決勝
結成2年目の田口真彩(20=ACT SAIKYO)渡辺勇大(28=J−POWER)組が初優勝を収めた。
松山奈未(27=再春館製薬所)緑川大輝(25=NTT東日本)組に2−1(15−21、21−9、21−11)で逆転勝利。第1ゲーム(G)は落としたが、第2Gからは圧倒した。後衛の渡辺を軸に攻撃を展開し、相手を寄せつけなかった。
渡辺は25年を優勝で締めくくり「終わりよければ全て良し」と笑顔。昨夏に結婚を発表し、今年は第一子となる長女も生まれた。
「よく『子どもの記憶に残るうちまでやってくれたら』と言われるが、あんまりそこまで考えずに。育児も大変だなと思いつつも、僕自身はオンオフははっきりしているタイプ。バドミントンの時はバドミントンという強い気持ちを持ちたい。家族を守りたい思いもありますが、自分自身がどうなりたいかを一番大切にしている。バドミントン選手として現役を続けている以上は、トップを目指したいという気持ち一途でやっていきたい」と考えを示した上で「それをサポートしれくれる妻が、良い妻です」と家族に感謝した。
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渡辺は混合ダブルスで五十嵐有紗(旧姓東野)と組み、21年東京五輪、24年パリ五輪でともに銅メダルを獲得。パリ後にペアを解消し、23年世界ジュニア選手権女子ダブルス優勝の田口と新ペアを結成した。
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