
ドキドキの出待ち場所が「わが家」になった。西武のドラフト4位、堀越啓太投手(22=東北福祉大)が7日、埼玉・所沢の若獅子寮に入寮。車で30分、飯能市の実家からやって来た。「ずっと来ていた道なので」と平常心で入寮した。
元西武ファンクラブ会員は、XSサイズのレプリカユニホームを持参した。「十亀さん、浅村さん、菊池雄星さんにサインをいただきました」。少年時代、新築する前の旧若獅子寮の入り口で時に1時間以上、出待ちした。周りにも多くのファンがいる。でもサイン、ほしい−。「○○選手とか○○さん、って名前を呼び捨てにせず呼んだので。そこは小さいなりに考えてやっていました」。
工夫をこらした上での戦利品を新・若獅子寮の部屋に飾り、今度はサインを書く側になる。「昔の自分のように、自分に憧れて野球を始める子が出てきてくれたら。そういうことも野球への恩返しになると思うので」。非公式ながら最速164キロもマークした、未知の魅力にあふれる剛腕。報道陣に囲まれる「あの日の子ども」を、今はスカウトの十亀剣氏(38)がオーバーアクションで笑わせようとしていた。【金子真仁】
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