
ソフトバンク川瀬晃内野手(28)が20日、大分・国東市で自主トレを行い「大分の顔になる」と誓った。7日には同県の野球、ソフトボール関係者でつくる協議会とともに大分県庁へ。別大興産スタジアムの老朽化に伴う新球場建設を求める12万人の署名を提出した。スーパーサブから今季はレギュラーを奪い、さらに発言力を増すことで、早期実現を促す。
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故郷大分のためにも今季はさらなる活躍が求められる。川瀬は「ホークスがファイト! 九州で各地で試合をする中、大分で試合が行われないのは大分県民としてさみしい」としみじみと話した。別大興産スタジアムで公式戦が行われたのは、08年の横浜(現DeNA)対ソフトバンクが行われたのが最後。ホークス主催は平和台時代の89年以降ない。
7日に一緒に県庁へ出向いたソフトバンクでもコーチを務めた元楽天監督の平石氏が声をかけてくれた。平石氏がルーキーだった05年2月26日、大分での巨人とのオープン戦を観戦。当時7歳だった。「巨人ファンだったけど楽天という新しいチームを目の当たりにして興味を持った」。この日は50年ぶり新規参入球団の初対外試合でオープン戦ながらも初勝利という歴史的一戦だった。そんな経験を今の大分の子どもたちにも経験してほしい。
「僕が現役のうちに試合に出ている姿を見せたいし、Ya−Ya−yahもやってほしい」。Ya−Ya−yahは自身の登場曲で、昨年からは曲が終わってもスタンドが大合唱する。その光景を故郷でも実現したい。そのためにはスーパーサブからの脱却、定位置をつかみさらに活躍することで発言力、影響力を増す必要がある。
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「牧原さんや(野村)勇のように長打があれば、使ってもらえる」と長打力アップを目指し、オフは週5日の筋力トレーニングで、体重は2キロ増。体もひとまわり大きくなり「飛距離も出ている」とパワーアップを実感。打つことでスタメンの機会を増やす。
開幕戦の相手日本ハムは新庄監督が伊藤を開幕投手と公表。通算47打数17安打の打率3割6分2厘、1本塁打、4打点の“伊藤キラー”は自身初の開幕スタメンを勝ち取り、そのまま定位置を奪うつもりだ。
「内川さん、今宮さん、(甲斐)拓也さんに割って入って。次世代として」。稲尾和久、大島康徳、岡崎郁、野村謙二郎、川崎憲次郎と数々の名選手を生んできた大分県。川瀬が大分商同学年の広島森下らと野球人口拡大のためにも新たな大分球界の顔となり、新球場建設にひと役買う。【石橋隆雄】
○…川瀬の国東(くにさき)自主トレは今回で4回目。本格的に長期間行うのは3年目で、すっかり「国東の顔」となっている。現地の消防職員などが練習をサポートしてくれている。「夜勤明けの人とかもいてくれて、本当にありがたい」と感謝。大分市内出身だが、魚もおいしくすっかり気に入っている。この日は寒さが厳しかったため、メニューを一部変更し室内でバドミントンやバスケットボールで汗を流した。
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