外食大手の業績、堅調維持=限定メニュー投入、客離れ防ぐ
1
2026年02月14日 08:01 時事通信社

外食大手3社が13日までに発表した決算は、軒並み堅調さを維持した。長引く物価高で消費者の「値上げ疲れ」が指摘される中、季節限定メニューの投入などで、客離れを防いだ格好だ。
すかいらーくホールディングスが13日発表した2025年12月期の連結純利益は、前期比2割増益と好調。24年10月に買収した北九州市発祥のうどんチェーン「資さんうどん」が売り上げ増に大きく貢献した。
ゼンショーホールディングスの4〜12月期連結決算は、デザートや麺類などサイドメニューを充実させた「はま寿司」がけん引し、売上高と営業利益、純利益とも過去最高を更新。定食店チェーン「大戸屋ごはん処」などを展開するコロワイドの4〜12月期連結決算も、季節限定メニューや人気アニメとのコラボ企画などで新規顧客を開拓し、増収増益だった。
先行きの懸念材料は、高市政権が検討の「加速」を表明した食料品の消費税2年間ゼロだ。持ち帰りの弁当や総菜の消費税負担がなくなれば、外食の客離れにつながりかねず、すかいらーくHDの金谷実社長は「少なからず影響は出てくる」と警戒する。
◇外食大手3社の連結決算
【2025年12月期】 売上高または売上収益 純利益
すかいらーくHD※ 4,577(14.1) 167(19.9)
【25年4〜12月期】
コロワイド※ 2,178( 8.7) 36(61.9)
ゼンショーHD 9,366(10.6) 355 (4.1)
(注)単位億円。かっこ内は前年同期比増減率%。HDはホールディングス。※は国際会計基準。
Copyright(C) 2026 Jiji Press, Ltd. 記事・写真の無断転載を禁じます。
掲載情報の著作権は提供元企業に帰属します。