「新聞販売店の倒産」過去30年で最多、理由は?

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2026年05月04日 07:20  ITmedia ビジネスオンライン

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新聞販売店の苦戦が続く

 東京商工リサーチは「新聞販売店」倒産動向調査を実施した。その結果、2025年度の「新聞販売店」倒産は43件(前年度比43.3%増)で、2023年度の39件を抜き過去30年で最多を更新したことが分かった。


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 東京商工リサーチは「日本新聞協会によると、新聞の発行部数は2025年(10月時点)で約2486万部となり、2000年(約5370万部)から半減している。新聞販売店は、購読料と折込広告の配布手数料が重要な収入源だが、歯止めがかからない部数減と人手不足で苦境が続いている」とコメントした。


 原因別に見ると「販売不振」が38件で最多。「既往のシワ寄せ」1件と合わせた不況型倒産は39件で、9割(構成比90.6%)を占めた。


 このほか、代表者が兼務する事業の倒産に連鎖した「他社倒産の余波」が3件、過小資本による「運転資金の欠乏」が1件発生した。


●地区別では関東が最多


 地区別に見ると、関東が23件で最多。以下、中部(8件)、近畿(5件)が続いた。


 「配達にかかる燃料代の高騰も追い打ちをかけている。このため、地方では特定の新聞社のみを扱う専売店から、他紙も扱う複合店や、すべての新聞を扱う合売店へと形態を変え、生き残りを図っている。また、経営環境が厳しさを増すなか、地域密着の強みを生かし、食品販売や宅配などの異業種に進出する新聞販売店も現れている」(東京商工リサーチ)


 本調査は、日本標準産業分類の「新聞小売業」のうち、負債1000万円以上の倒産を対象に集計・分析した。



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  • 定期購読者が老眼とか死去とかで離れるのもありそうだが。ニュースはネットのほうが早いし
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