
<西武1−5日本ハム>◇28日◇ベルーナドーム
今季、日本ハムの本塁打数が際立っている。この日も奈良間が3号ソロを放ち、12球団ダントツの93本。75試合で93本だから、シーズン143試合で換算すると177本になる計算で、04年の球団最多本塁打数(178本=133試合)に匹敵するペースだ。
新庄監督体制になった22年以降(23年から本拠地はエスコンフィールド)、100→100→111→129と徐々に本塁打数は増えていたが、今季は新庄政権最多更新は間違いなさそうなハイペースで量産。首位打者レイエスの18本を筆頭に万波14本、野村9本、清宮幸8本などと続く。1発が出た試合は34勝19敗、出なければ8勝14敗と“本塁打効果”は明らかだ。
だが、課題もある。本塁打数も多いが被本塁打数も多いのだ。ソフトバンクとの開幕戦では3本塁打放ったものの、逆に3発食らって敗れるなど、今季ここまで被本塁打数は66本。ロッテの68本よりは少ないが、12球団ワースト2位だ。このままだとシーズン125本になる計算。22年以降、被本塁打は92→106→110→104本で、こちらは新庄政権ワースト更新ペースだ。被本塁打の球団最多は、01年の219本なので記録更新することはなさそうだが、被弾した試合は20勝23敗、打たれなければ22勝10敗と、こちらも勝敗に大きく関わっている。
当たり前のことだが、本塁打増で得点力を上げ、被本塁打減で失点を減らすことができれば、おのずと勝利は近づく。その先に、悲願のリーグ優勝が待っているのは言うまでもない。
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