「写ルンです」、発売40年=アナログ感で人気再燃

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2026年07月14日 08:02  時事通信社

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1986年に発売された富士フイルムの初代「写ルンです」(同社提供)
 富士フイルムのレンズ付きフィルム「写ルンです」が今月、発売40年を迎えた。手軽に写真が撮れると1980年代から90年代にかけて大ヒット。デジタルカメラなどの台頭で一時は存在感が薄れたが、ダイヤルを回して、ファインダーをのぞき、シャッターを切るというアナログな撮影体験が、若者を中心に再び人気を集めている。

 初代は86年7月1日発売。カメラが高級品で気軽に持ち出せず、操作も難しかった時代に、「いつでも、どこでも、誰でも、簡単に」をコンセプトに生まれた。フィルムにレンズを付けるという逆転の発想で開発。徹底的なコスト削減で価格を1380円に抑え、その後は1000円を下回る商品も現れた。

 フラッシュ機能が付き、外装は紙からプラスチックへと時代とともに進化。アーティストのデーモン閣下さんらが登場するテレビCMは多くの人の心を捉えた。50代の女性は「修学旅行の定番。現像して友だちと見せ合い、焼き増ししていた」と高校時代を振り返る。

 デジカメや携帯電話の普及で97年ごろをピークに売り上げは落ち込んだが、2010年代後半から人気が再燃。ディスカウント店のドン・キホーテでは、コロナ禍後の売り上げは右肩上がりといい、雑貨店ロフトでも在庫が一時不足した。

 旅先で「写ルンです」を使うという20代の女性会社員は「スマホで撮るより特別」と話す。銀座ロフト(東京都中央区)を訪れた中国から来たという20代の女性客は「日本でたくさん写真を撮りたい」と話し、二つ購入していた。

 これまでの累計販売数は17億本以上。富士フイルムは8月以降、20年ぶりの新商品として防水モデル(4480円前後)と黒白フィルムモデル(4300円前後)を発売する。担当者は「『写ルンです』ならではの撮影体験を広げる商品・サービスを展開していく」と、さらなるロングセラーになることに意欲を示した。 

20代女性が2年前の旅行中に「写ルンです」で撮った写真(本人提供)
20代女性が2年前の旅行中に「写ルンです」で撮った写真(本人提供)


「銀座ロフト」のカメラ雑貨売り場で販売されている「写ルンです」=3日、東京都中央区
「銀座ロフト」のカメラ雑貨売り場で販売されている「写ルンです」=3日、東京都中央区

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  • 勘吉が分解してスタイリッシュ付加価値付けて再販始めるぞ、気をつけろ。
    • イイネ!1
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