UEFAがFIFAの株式売却計画に猛反発、W杯ボイコットを示唆…満場一致で非難声明「FIFA主催の大会には参加しない」

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2026年07月31日 02:09  サッカーキング

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UEFAが声明を発表した[写真]=Getty Images
 欧州サッカー連盟(UEFA)は30日、国際サッカー連盟(FIFA)が設立を計画する「FIFA Forward Enterprise(FFE)」に対し非難声明を発表。提案が撤回されない場合、ワールドカップなどFIFA主催大会への出場をボイコットする意向を示した。

 FIFAは28日に同連盟の商業およびイベント運営を一括管理する新子会社「FFE」の設立計画を発表。この計画は、民間投資家にFFEの株式の一部を売却することで最大42億ドル(約6900億円)を調達し、その資金を原資として世界各国のFIFA加盟協会へ定期的に2000万ドル(約32億円)ずつを提供するという仕組みとなっている。

 FFEの設立には、FIFA加盟国の過半数の支持と理事会の承認が必要となる。アジアサッカー連盟(AFC)や北中米カリブ海サッカー連盟(CONCACAF)も「加盟協会との慎重かつ十分な協議が必要」と懸念を示していたが、UEFAは商業権の一部を外部へ譲渡する姿勢に対して猛反発していた。

 こうした動きを受け、UEFAは30日に加盟55協会による緊急会議を開催。UEFAは「W杯および、その他のFIFA主催大会の所有権を民間投資家に譲渡するというFIFAの提案を、我々は満場一致で断固として拒否する」と声明を発表した。

 この声明の中で、UEFAは「W杯は売り物ではない」と強調。「サッカー界にとってこれほど重要な提案が、秘密裏に立案され、運営を担う関係者との協議を一切行わずに承認寸前まで進められたことは、無責任かつ弁解の余地のない行為」と各連盟が懸念を示していたガバナンスの欠如を非難している。さらに「外部投資家がFIFA主催大会の所有権を取得した瞬間から、サッカーは永遠に変わってしまう」とし、サッカー界が投資家や株主の利益に支配されることへの強い危機感を表明している。

 さらに、「これらの提案が有効な限り、UEFA加盟国の代表チームはFIFA主催の大会には参加しない」とFIFA主催大会をボイコットする意思を明確に示した。イギリスメディア『スカイスポーツ』も「欧州のチームが参加しない大会であれば、投資家が資金を投入する可能性は低くなり、ジャンニ・インファンティーノ会長の計画も頓挫するだろう」とのとの意見を述べている。

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